青の洞門草紙

家庭料理と酒肴の店「青の洞門」0742-41-9845 17:00~23:00 日曜休み(祝祭日営業)

大阪国際女子マラソンの舞台裏

2012-02-01 14:28:23 | Weblog
昨夜、「大阪国際女子マラソンの舞台裏」と称するテレビビデオを見ました。その番組の中では、レース以外の自分との闘いに苦しむ選手の素顔が見れて、興味あるドキュメンタリーでした。
天満屋の坂本直子は、大会前に行われた都道府県対抗駅伝で、雨に打たれて風邪を引いていたようです。体調不良の中、出場か欠場かの判断は、走りたいという坂本の強い意欲がスタートラインに着かせたようです。
優勝候補ナンバーワンの福士加代子は、緊張感から前日一睡も出来なかったようです。ホテルでの朝食も、他のランナーとは離れて別の場所で摂っていました。あの後半のスタミナ切れは、食事が喉を通らなかったからでしょうか。
直前に出場辞退した野口みずきは、再発した怪我で3月の名古屋国際女子マラソンを選択しました。万全な体調・精神状態での五輪代表への挑戦がベスト、今のところ野口のこの決断が一番正しかったかもしれません。
一流選手ほど、神経はナイーブで、極限まで怪我を恐れずに練習します。人より余分に走ることで、不安が消し飛ぶのでしょう。番組を見ていて、マラソンは単純なスポーツですが、他人との競争以上に弱い自分に勝てる選手が勝利を掴むようです。
今年も早いもので、今日から2月如月となりました。青の洞門も、マラソンランナーのように速い月日の流れに負けることなく、短い2月を乗り切ろうと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする