青の洞門草紙

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「健さん」逝く!

2014-11-20 16:04:51 | Weblog
昭和最後の大物俳優と呼ばれていた高倉健「健さん」が、静かに逝ってしまいました。これ程スクリーンと実像の差がない俳優も、いなかったことでしょう。
「網走番外地」シリーズや「昭和残侠伝」シリーズで、一躍人気が沸騰した「健さん」でした。でもその後、映画会社の方針変更で「健さん」は東映を飛び出しました。
でもその結果「健さん」の役者としての幅も広がり、世界的な俳優としての地位も高めました。私が「健さん」の映画を見始めたのも、この頃からでした。
「幸せの黄色いハンカチ」や「居酒屋兆治」は、大好きな作品です。何か暗い過去を秘めた寡黙で朴訥な役柄は、「健さん」の実像そのものと被りました。
私の友達は熱狂的な「健さん」フアンが多く、逸話も数多くあります。京都の大学に通っていたK君は、映画館の前にある実物大の「健さん」の立て看板を失敬したそうです。ところがそれが大きすぎてアパートに入らずに、暫くは家の外に立てかけていたそうです。
また『「健さん」命』のS君は、同じ北九州出身ということもあり明治大学を受験しました。「健さん」の母校に合格したS君は、その後銀行員という全く違う道に進みました。
最後まで現役の俳優として主役を張り続けた「健さん」のような俳優は、今後二度と現れないような気がします。酒を飲まなかったという事実や周りの人への気配りが人一倍強かったという「健さん」実像は、今後とも週刊誌でも悪口雑言の記事は全く出ないと思います。
さあ、今日は毎年恒例の「ボージョレ・ヌーボー解禁日」です。青の洞門では、今年もフレッシュな「新酒=ヌーボー」を取り寄せました。今回も少し高級なものを格安で提供していますので、興味ある方はお立ち寄り下さい。


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