NHKだが、一昨日はビルマ戦線、昨日は特攻潜水艇「回天」のドキュメンと、及び、同作戦を生き残ったおじいさんが(当然みな90歳前後だ)インタビューを受けて喋っていた。
たぶん、その前にも、ナントカ作戦がとりあげられていたのだろうが、なんで続けて?
と思ったら、今日は原爆記念日(というのか?)だった。
この調子で8月15日まで「忘れてはならない」とか言って、続けるのだろうが、なんか釈然としない。
そもそも、戦争というのは、それに参加した一兵卒にしてみれば、同僚たちを相手に行なう一種のサバイバルゲームだ。
かくれんぼ、鬼ごっことと同じ。
鬼に見つかった奴、捕まった奴が脱落し、最後まで見つからなかった奴が「勝者」だ。
ということは、NHKの番組で喋っているもと一兵卒のおじいさんたちは、実は「勝者」なのだ。
そんな人に「戦争」の本質を聞いてなんになるか。
ビルマ戦線は、まさに「生き地獄」だったという。
でも、その「生き地獄」を耐え抜けば、戦争に勝てるぞ!
指導者はそう思った。
もちろん、「思った」だけで、それが実現する可能性は極めて低かった。
しかし、ゼロじゃない。
指導者はそう思ったのだ。
それが「戦争」の思想だが、一兵卒にとってみれば、戦争は「思想」ではない。「現実」だ。
その「現実」を運良く生き抜いたものが、最終的に勝者となる、そういうゲームだ。
そういう観点から考えると、「特攻隊」は若干異なる。
なぜなら、「生き残り」が許されないのだから。
こりゃ、たまらん。
もっとも「現実」には、機械が故障したり、天候が悪化したりなどのいろいろな要素がからんで、特攻隊の「生き残り」も存在するのだけれど。
特攻隊の生き残りには、「やくざ」になって連中がすくなくないというが、それも当然かもしれない。
要するに、戦争の現実である「生き地獄」の局面を多く抱えた国が、大概の場合は敗者となるのだけれど、しかし、本質的な意味では、「生き地獄」の多寡は戦争の勝敗とは関係がない。
たとえば、ナポレオン,ヒトラーの侵略を打ち破ったロシア、まさに「生き地獄」の中で勝利を得たのだ。
もちろん中国もそうだ。
と、そんな風なコメントを松平アナあたりのナレーションで、最後に1つ入れると、恒例の「終戦ドキュメント」も、従来とは随分ちがって面白く話題を呼ぶだろう、と、そんなことを考えた。
たぶん、その前にも、ナントカ作戦がとりあげられていたのだろうが、なんで続けて?
と思ったら、今日は原爆記念日(というのか?)だった。
この調子で8月15日まで「忘れてはならない」とか言って、続けるのだろうが、なんか釈然としない。
そもそも、戦争というのは、それに参加した一兵卒にしてみれば、同僚たちを相手に行なう一種のサバイバルゲームだ。
かくれんぼ、鬼ごっことと同じ。
鬼に見つかった奴、捕まった奴が脱落し、最後まで見つからなかった奴が「勝者」だ。
ということは、NHKの番組で喋っているもと一兵卒のおじいさんたちは、実は「勝者」なのだ。
そんな人に「戦争」の本質を聞いてなんになるか。
ビルマ戦線は、まさに「生き地獄」だったという。
でも、その「生き地獄」を耐え抜けば、戦争に勝てるぞ!
指導者はそう思った。
もちろん、「思った」だけで、それが実現する可能性は極めて低かった。
しかし、ゼロじゃない。
指導者はそう思ったのだ。
それが「戦争」の思想だが、一兵卒にとってみれば、戦争は「思想」ではない。「現実」だ。
その「現実」を運良く生き抜いたものが、最終的に勝者となる、そういうゲームだ。
そういう観点から考えると、「特攻隊」は若干異なる。
なぜなら、「生き残り」が許されないのだから。
こりゃ、たまらん。
もっとも「現実」には、機械が故障したり、天候が悪化したりなどのいろいろな要素がからんで、特攻隊の「生き残り」も存在するのだけれど。
特攻隊の生き残りには、「やくざ」になって連中がすくなくないというが、それも当然かもしれない。
要するに、戦争の現実である「生き地獄」の局面を多く抱えた国が、大概の場合は敗者となるのだけれど、しかし、本質的な意味では、「生き地獄」の多寡は戦争の勝敗とは関係がない。
たとえば、ナポレオン,ヒトラーの侵略を打ち破ったロシア、まさに「生き地獄」の中で勝利を得たのだ。
もちろん中国もそうだ。
と、そんな風なコメントを松平アナあたりのナレーションで、最後に1つ入れると、恒例の「終戦ドキュメント」も、従来とは随分ちがって面白く話題を呼ぶだろう、と、そんなことを考えた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます