パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

ゴキブリの人生

2009-10-06 18:04:50 | Weblog
 親知らずを抜いたが、なんでこの年までほっておいたかというと、抜いた親知らずを見てわかった。

 むちゃくちゃでかい。

 たぶん、かつてそれを見た医者は、「これを抜くのは大変だから、抜かずにおきましょう」と考えたのだろう。

 ところで、抜歯した後というのは、ずっと喪失感がそこに残るものだが、親知らずの場合はそれがない。

 要するに、これまでまったく不要だったのだ。

 でかくてがっしりとしていても、「不要」。

 誰かさんみたいだ。(誰?)

 亀井静香ではない。

 亀井静香はあちこちで物議をかもしているようだが、私は基本的に彼を信用している。

 昨日も、日本の殺人事件は半数以上が親族間で行われていることを指摘し、経団連の会長に、「あんたのせいだ」と噛み付いたらしいが、経団連のせいかどうかはともかく、日本の殺人事件の多くが親族同士であることは印象として言えると思う。

 そしてこのことに言及した政治家はこれまで一人もいなかった。

 それだけでも、亀井静香という政治家が貴重な存在であることは確かだ。

 首相になってほしいと思うくらいだ。

 ゴキブリネタを。

 ゴキジェットを吹きかけられて、逃げ出したゴキブリが、部屋の隅で仰向けになってひっくり返った。

 ぴくとも動かない。

 よく効くなあと思いながら、すぐには処理せず、1時間後くらいたってからつまんで捨てようと思い、ティッシュを手に近づいた。

 ゴキブリは1時間前と同じ姿勢で依然ぴくりともしない。

 完全に死んでいると思ったが、ティッシュでつまもうと触った瞬間、手足をばたつかせて逃げようとする。

 なんという生命力。

 ひたすら回復を待ってじっとしていたのか?

 スリッパでひっぱたいて中身が半分出たまま、放っておいたら翌朝いなくなってしまったこともあった。

 まあ、そのゴキブリがその後回復を果たし、ゴキブリ人生をまっとうしたかどうかはわからないが。

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