パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

ブルースだぜい

2009-05-04 22:07:21 | Weblog
 忌野清志郎についてだが、「詞の内容が深い」とか言う人がいるみたいだけど、どうみてもそうは思えない。

 基本的に彼は勘違いの人で、癌にかかった時、「おれの新しいブルースだ」とか言ったみたいで、聞いたとき、究極の勘違いじゃないかと、いたましく思った。

 たぶん、ブルースシンガーのレッドベターの、「朝目をさましてベッドの中で悶々としているとき、ブルースがあなたに取り憑いた」という有名な言葉(歌詞)を念頭においていたと思う。

 たしかに、ブルースは癌だが、癌はブルースじゃないと思う。

 そこの「ひとひねり」が、忌野清志郎にはない。

 かなり、というかめちゃくちゃ重いテーマだけど…高校時代の恩師がテレビで思い出を語っていたが…思想的には高校生どまりの人ではないかと思う。(でも、ちょっと珍しい。芸能人が死んで高校時代の先生が感想を述べるなんて)

 思想なんか関係ない、音楽的には素晴らしいから…という話でもない。

 えー、もうちょっと整理してまた書きます。