パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

3万円,返して

2008-07-12 18:23:21 | Weblog
 やったね、連続三日間、新聞なし、Mac立寄りなしでやりすごした。三日間続けば、もうこっちのもんだ。

 といっても、今後絶対に新聞は買わない,Macにも行かないというわけじゃない。これまでのように、「毎日」をやめるだけだが、気持ちにゆとりができた。

 またまたOCN規制がはじまったので、ついにプロバイダーを変える決意をして、価格ドットコムから、ADSLを申し込んだ(今は光なのだが、マンションタイプのためか,遅くて遅くてメリットが全然ない)が、ことごとく対象地域外だという。

 いったいどういうわけだろうと思って、AOLのサービスに電話をしてみたら、新宿御苑近くはNTTにより、ADSLサービス対象外になっているのだそうだ。開通可能なのは光通信のみであると。価格ドットコムにのっている、ほぼすべてのプロバイダーで、「ADSLサービス対象外」となるのはそういうわけだったのだ。

 副都心なんだから、ADSLがひけないはずがないと思っていた。逆だ。副都心であるが故に、光オンリーで行くと、NTTが勝手に決めたのだ。

 もちろん、新規加入の場合ということなのだろう。今までADSLを使っていて,ある日から光に変えるように強制された、なんて話は聞かないからだ。

 私の場合を言えば,3月に引っ越してきたわけだが、「光」だったので、そのままスムースに移行し,気がつかなかったわけだ。もし、ADSLだったら、多分,「光に変えないとダメです」と言われたかもしれない。

 いや、あるいは、プロバイダーに加入状態で引っ越してきた場合は、そのままOKということかもしれない。多分,そうだろう。純粋な新規加入者に限って「光」を強制する仕組みなのだ。きっと。姑息だ!

 つまり、行政担当者は、新規ブロードバンド加入を光通信に限れば、やがて日本全国,光で結ばれることになり、世界最先端のIT国家になると思ったんだろう。バカじゃないかね。光を選ぶか、ADSLを選ぶか、はたまた、ダイヤルアップで行くか、それを決めるのは、使用者の勝手だ。「勝手」というと、聞こえが悪いなら,「選択」だ。マンションタイプの光なんて、まったくの看板倒れであることはみんな知っている。そもそも、「光=未来」というイメージが、「鉄腕アトム=未来」級の時代錯誤だ。

 振り込み詐欺の防止のため、ATMの近くでは携帯電話の使用を禁止するというアイデアが関係者(警察?)からあがっているそうだが、日本の役人どもは、なんでこう、バカなアイデアばかり考えるのだろう。いや、役人ばかりではない。産經新聞では,使用者の声として、「携帯で話しながらATMを使うことなんてほとんどないので、禁止してもいいのではないか」と世論誘導を図っていたし、テレビのコメンテイターなども、「やむを得ません」とか言っていたが、私が散見する限り、ATMが10台あれば,一人は携帯電話で相手と話しながら操作している。彼らは皆、振り込め詐欺にひっかかっているのか?

 それより、何度も書いているが、振り込んでもすぐには現金化できないようにすればいいではないか。

 振り込まれたお金を即座に、間髪入れずに引き出す必要のある人なんて、世界広しといえども、振り込め詐欺の犯人でなければ、M瀬さんくらいのものだ。

 M瀬さ~ん、見てたら、3万円,早く返して。