パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

イノッチがあわてたたわけは…

2007-12-28 17:51:13 | Weblog
 NHKスペシャル、「激動の中国」を見る。これは、本格的に中国はやばいのではないか。オリンピックは開催できるのだろうか? ちょっと怪しくなってきたように思う。何しろ、酷い。
 国が突然、諸外国からの抗議で、輸出品にかかる関税を強化したため、「死活問題である」と、業者が地方政府に抗議し、地方政府の担当者は、一つのアイデアを業者に提案する。それは、ハイテク輸出品の関税は今のままという通達なので、たとえば、普通の紙のノートを「ITノート」として、関税担当の役人に申請を出す、という方法だ。要するに、「偽装」だが、驚いたことに、これが実行されて、業者は「助かった」らしい。
 当然ながら、関税の役人には賄賂を渡すのだろうが、カメラの前で、地方政府の高官は、そのことを堂々と示唆していた。「問題は、関税役人をどうするかだ」と。そして、番組は、「国に政策あれば、民に対策あり」と、「民」の対応が「したたか」であることを誉めるようなナレーションで終了したが、これは、「官民がお互いに相手の首を絞め合っている図」であって、「したたか」とかそういう問題ではないと思うが…。
 ともかく、番組を見た限りでは、こんな危ない国に、なんで欧米、日本,韓国は競って投資しようとしているのだろう? もちろん、一部では慎重論も出ているのだろうが、総論としては、「問題があっても、いずれ、近いうちに解決される」と思っているのだろうが、本音は、「政府が強権で解決してくれる」ではないだろうかと疑ってしまう。いずれにせよ、「事態が解決されて、ワンステップ上の段階にあがる」という風に「解決」がやってくるようにはとても思えない。かつて、何度も何度も何度も繰り返してきたような、「崩壊」しか、「解決策」はないんじゃないだろうか。そんな風に思ってしまった。

 薬害による肝炎患者の「一律救済」とは、要するに、救済されるべき人は皆救済されるべき、ということらしい。で、その基準は裁判所の判断によると。

 高層ビルの場合、階ごとに郵便番号が割り振られていると聞いたジャニーズジュニアの「チビ」が、「「郵便屋さん,大変だなあ」と言ったことにイノッチが、不自然に慌てていた理由が判明。昨日、郵便局の前を通ったら、彼のポスターが貼られていた。簡保のキャラクター契約をしているらしい。なるほど、大人の世界の話だ。結婚もしたしねえ。