菅直人首相ほど国民・有権者を裏切った不人気者はいないだろう。国民をそっちのけにして、何のためらいもなく財界に奉仕する政策に奔走しているからだ。
国民の生活をさらに困窮させる、消費税の増税とTPPの推進は、かねてから財界が大合唱していたが、これを充分議論することなく「二つ返事」で受け入れることを表明した。
消費増税では社会保障費の財源にすると盛んに喧伝するが、景気を冷え込ませることや所得の低い人ほど税負担が重くなることなどを明らかににせず、相変わらず論点を隠し続けている。
「消費税のからくり」(斎藤貴男氏著 講談社現代新書)によれば、増税後は景気も後退、競争はいっそう激化する。中小・零細企業の倒産や失業率の上昇は避けられない。このことは最も社会保障の財源としてはふさわしくない税目である。と断じている。そのとおりであり「座右の書」にふさわしい。
TPPについては関税の撤廃で、輸入農産物が続々市場に流入することで、価格破壊は止まらなくなり、国内農産物は太刀打ち出来なくなる。農業の大改革と菅は強調するが、市場原理の導入で壊滅的打撃を受けることは必至となる。
財界からの強い要求をすべて丸呑みしたことは、まさに財界の「いいなり内閣」というべきで、菅の忠犬ぶりを示すものである。すべてが財界を思ってのことである。
今後もでたらめな政策が続けられようとしている。正統性のない菅には元々、政権担当能力はない。早急に引きずり下ろさなければ、国民の不幸は生涯続くこととなる。
国民の生活をさらに困窮させる、消費税の増税とTPPの推進は、かねてから財界が大合唱していたが、これを充分議論することなく「二つ返事」で受け入れることを表明した。
消費増税では社会保障費の財源にすると盛んに喧伝するが、景気を冷え込ませることや所得の低い人ほど税負担が重くなることなどを明らかににせず、相変わらず論点を隠し続けている。
「消費税のからくり」(斎藤貴男氏著 講談社現代新書)によれば、増税後は景気も後退、競争はいっそう激化する。中小・零細企業の倒産や失業率の上昇は避けられない。このことは最も社会保障の財源としてはふさわしくない税目である。と断じている。そのとおりであり「座右の書」にふさわしい。
TPPについては関税の撤廃で、輸入農産物が続々市場に流入することで、価格破壊は止まらなくなり、国内農産物は太刀打ち出来なくなる。農業の大改革と菅は強調するが、市場原理の導入で壊滅的打撃を受けることは必至となる。
財界からの強い要求をすべて丸呑みしたことは、まさに財界の「いいなり内閣」というべきで、菅の忠犬ぶりを示すものである。すべてが財界を思ってのことである。
今後もでたらめな政策が続けられようとしている。正統性のない菅には元々、政権担当能力はない。早急に引きずり下ろさなければ、国民の不幸は生涯続くこととなる。