活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

鳩山、弱腰外交で自滅寸前

2010-05-30 23:05:07 | Weblog
普天間移設では名護市辺野古崎と決めた日米共同声明は屈辱以外の何ものでもない。米の圧力に屈し、沖縄県民を裏切った鳩山首相は責任をとって辞任するべきだ。もう政治を任すわけにはいかない。

民主党は名護市長選で、辺野古移設に反対する稲嶺氏を推薦して勝利させた。その前には、県議会や市町村議会が、基地の県外移設を求める決議も採択されている。

沖縄県には米軍基地は要らないという県民の総意を無視した、日米合意は鳩山内閣の暴挙であり、公約違反でもある。

日米共同声明もにわか作りで、あいまいなものとなっていることで、米軍基地はますます強化されて、米領土としての色彩を色濃くすることが今後懸念される。

米軍が沖縄を自国の領土として、思う存分暴れ回り、沖縄を「永久基地化」する恐れも出てきた。米政府が基地の縮小や撤去に応じる気配は今後もない。これほど旨味のある基地は世界中どこにもないからだ。米政府は弱腰の鳩山政府の足下を見て、「あの手この手」でますます圧力をかけてくること、疑う余地はない。

また、米政府は辺野古移設にかかわる費用は、一銭もカネを負担しない。すべて日本が負担する。これほどありがたいことはないだろう。そして移設とは名ばかりの巨大新基地が建設されることになる。これがアメリカに物申せない独立国日本の実態であり、悲しむべきことである。