ちょっと一服 No.114

大飯原発
　
野田首相は「国民生活を守る」ために大飯原発を再稼動すると記者会見(2012.06.08)をしましたが、「国民を危険にさらすために」としか聞こえませんでした。

「危険な原発」と「節電」とは別の問題で、絡めての論調は科学的根拠の無い原発安全神話の延長にあります。

『大飯原発の安全性には科学的根拠は無いが、専門家が安全と言うのだから国民は安心しなさい。』

使用電力(総売上高)が電力会社の損益分岐点を大幅に下回るように、市井人は徹底して節電すべきです、「生活の利便性」は「生活の豊かさ」でないことに気付くためにも。

また、徹底した節電(生産、サービス、消費等)は、「資本主義」を変質させる要因があります。


投売りしていた放射線測定器です。
測定範囲は0.05～9.99μSv/hなので、もう一桁欲しいところですが。
毎日測定値が変動しますし、札幌市内も西と東ではかなり測定値が異なります。


烏合の衆

国会がグチャグチャです、いいですねぇ。
一層の混迷となることを期待しているのですが。

ちょっと残念なのは、民主党の「2010政権政策Manifesto」の一部始終を、政権交代の4年間を見たかったことです。

菅首相の消費税発言(2010.06.17)と、その後の消費税発言の迷走により、民主党は参院選を惨敗(2010.07.11)し、ネジレにより「政権交代」を全うできなくなりました。

所詮は、自称市民運動家の「おしゃべり」レベルだったのでしょう。

(2012.06.26記)