Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

存在の断念

2008-08-31 22:05:44 | 異形の滓
異形の滓 その10

「空想より科学へ」(エンゲルス 岩波文庫)を再読する。
星ひとつの文庫本が見つからず、本屋に買いに走りました。

気になるフレーズを、再確認したいためだけに。
「彼らは、種類のいかんを問わず、外的権威なるものを一切認めなかった。宗教、自然観、社会、国家制度、一切のものはなさけ容赦なく批判された」(同書31P)

最初の部分に書かれていました。
いつのまにか、このフレーズを否定する日常生活を肯定する営為に溢れていないか。



暇ができたら、文庫本だけでも整理しなければと思った次第です。