読書ノートNo.11
「まえがき」その10
「なにかが実体としてそこにあるということは、自分と一体化していることであって、一体化できない存在は解体していくしかない。が、自己との一体化とは純粋な抽象形式であって、それがすなわち思考である。35P」
解体できないドグマは、似非知性と考えますが、解体しつづける存在は非知性のにおいがします。非知性は、思考そのものです。ただ、「思考」の語彙に胡散臭さを覚えています。
「存在が質を ― 一定の単純で一様な性質を ― もち、一定の観念体であることが、存在が知性だということである。36P」
『存在が知性』のようなフレーズは好きです。断定しているようで不定のため、様々なパターンを捏造できるからです。その中に別な照射がままあります。
例えば『存在が思想』、『存在が季節』とか『トマトが知性』、『性が知性』とか。
「単一で自己同一であるがゆえに、実体は確固不動の存在なのだ。しかし、自己同一であることは否定力が働くことでもあって、その否定力ゆえに確固不動の存在は解体へと向かう。36P」
この数行に対しては大量の語彙が浮かびますが、そのメモを始めると読書ノートから逸脱することだけを記しておきます。
僕がメインだよね、ワォン~。
*読書ノート数回分のメモを入力していたら、突然停電になり、愕然としました。
「まえがき」その10
「なにかが実体としてそこにあるということは、自分と一体化していることであって、一体化できない存在は解体していくしかない。が、自己との一体化とは純粋な抽象形式であって、それがすなわち思考である。35P」
解体できないドグマは、似非知性と考えますが、解体しつづける存在は非知性のにおいがします。非知性は、思考そのものです。ただ、「思考」の語彙に胡散臭さを覚えています。
「存在が質を ― 一定の単純で一様な性質を ― もち、一定の観念体であることが、存在が知性だということである。36P」
『存在が知性』のようなフレーズは好きです。断定しているようで不定のため、様々なパターンを捏造できるからです。その中に別な照射がままあります。
例えば『存在が思想』、『存在が季節』とか『トマトが知性』、『性が知性』とか。
「単一で自己同一であるがゆえに、実体は確固不動の存在なのだ。しかし、自己同一であることは否定力が働くことでもあって、その否定力ゆえに確固不動の存在は解体へと向かう。36P」
この数行に対しては大量の語彙が浮かびますが、そのメモを始めると読書ノートから逸脱することだけを記しておきます。
僕がメインだよね、ワォン~。
*読書ノート数回分のメモを入力していたら、突然停電になり、愕然としました。