京都は、昨日から梅雨入りした。予報によれば待望の雨が降るというので、植物園へ出かけた。撮影していたら次第に雨が降ってくるではないか。デジタルカメラ向きの良い光だと思っていたら、次第に雨脚が強くなり、しまいにはどしゃ降りだった。それでは降りすぎであり、やむなく観覧温室へ逃げ込んだ。
温室には、東南アジアやアフリカ辺りの植物等が造形的に面白しろく、気の向くままに撮影していた。こうなると、重さを我慢して広角レンズを付けたS5も持ってくればよかったと思う。
最近カールツァイスの単焦点レンズで撮影していると眼が慣れてきており、普通のズームレンズで撮影した画像を見ると、後者は、輪郭が弱々しく背景がぼけない画像であることに気づく。こういう普通のズームレンズでもきっちり使いこなすのがプロ技なのかもしれないが、私は写真の専門家ではないので、ツァイスにこだわりますね(笑)。
結局ずぶ濡れになり、帰りに進々堂のトルティーヌで遅いお昼にした。ここでお昼を食べるために、植物園へ出かけたようなものである。雨模様であるため、お店にはめずらしく空席があった。もう立派な梅雨入りの頃である。
京都市・京都府立 うわっ!、マクロレンズはピントがシビアだ!!。右下の水滴にピントを合わせたのだが、綺麗にボケてしまった。
曇り空の場合、直達日射量は低いが、全天空照度は晴天日より高い。光が雲に反射して環境全体に回るからである。デジタル機材で撮影するときは、雲に乱反射した光が程よく被写体に差し込み、大変良い撮影条件だといえるだろう。
そう書けば、多くの人々が天気が良いとデジタル機材を持って外に出てゆくではないか。あれはどうなるんだいという質問が出てくるだろう。
私の答えは、ラチチュードの狭いデジタル機材では、天気の良い時は、輝度差の大きい被写体で必ず白飛び(色情報がないこと)を起こし最も不適切な日であると断言しておく。何回も書くように天気の良い時に撮影をするものではない、というのが私の結論である。従って世の中の多くが間違ったことを、大方は間違いに気づくことなく、行っていることになる。
さらに言えばCMOSという撮影素子は、電気の消耗は少ないが、本来色が悪いので使えない。プログラムで大いに後補正しているわけだ。このように書くとニコンもキャノンも、それら以外も、みんなCMOSだ。従って全部使えないという結論になる。
それでも、あなたは、天気の良いときに、CMOSの撮影素子を搭載したデジタル機材を持って、撮影に行きますか(笑)。
ワールドカップ、カメルーン・日本のハーフタイムの合間にアップさせた。
京都市・京都府立植物園,2010年6月14日撮影.
Fuji FinepixS5pro,Carl Zeiss Makro Planar f2/100mm,ZF.
シャッター:1/125,絞りf4.露出補正-1/3,ISO1600,カラーモードF2.
温室には、東南アジアやアフリカ辺りの植物等が造形的に面白しろく、気の向くままに撮影していた。こうなると、重さを我慢して広角レンズを付けたS5も持ってくればよかったと思う。
最近カールツァイスの単焦点レンズで撮影していると眼が慣れてきており、普通のズームレンズで撮影した画像を見ると、後者は、輪郭が弱々しく背景がぼけない画像であることに気づく。こういう普通のズームレンズでもきっちり使いこなすのがプロ技なのかもしれないが、私は写真の専門家ではないので、ツァイスにこだわりますね(笑)。
結局ずぶ濡れになり、帰りに進々堂のトルティーヌで遅いお昼にした。ここでお昼を食べるために、植物園へ出かけたようなものである。雨模様であるため、お店にはめずらしく空席があった。もう立派な梅雨入りの頃である。
京都市・京都府立 うわっ!、マクロレンズはピントがシビアだ!!。右下の水滴にピントを合わせたのだが、綺麗にボケてしまった。
曇り空の場合、直達日射量は低いが、全天空照度は晴天日より高い。光が雲に反射して環境全体に回るからである。デジタル機材で撮影するときは、雲に乱反射した光が程よく被写体に差し込み、大変良い撮影条件だといえるだろう。
そう書けば、多くの人々が天気が良いとデジタル機材を持って外に出てゆくではないか。あれはどうなるんだいという質問が出てくるだろう。
私の答えは、ラチチュードの狭いデジタル機材では、天気の良い時は、輝度差の大きい被写体で必ず白飛び(色情報がないこと)を起こし最も不適切な日であると断言しておく。何回も書くように天気の良い時に撮影をするものではない、というのが私の結論である。従って世の中の多くが間違ったことを、大方は間違いに気づくことなく、行っていることになる。
さらに言えばCMOSという撮影素子は、電気の消耗は少ないが、本来色が悪いので使えない。プログラムで大いに後補正しているわけだ。このように書くとニコンもキャノンも、それら以外も、みんなCMOSだ。従って全部使えないという結論になる。
それでも、あなたは、天気の良いときに、CMOSの撮影素子を搭載したデジタル機材を持って、撮影に行きますか(笑)。
ワールドカップ、カメルーン・日本のハーフタイムの合間にアップさせた。
京都市・京都府立植物園,2010年6月14日撮影.
Fuji FinepixS5pro,Carl Zeiss Makro Planar f2/100mm,ZF.
シャッター:1/125,絞りf4.露出補正-1/3,ISO1600,カラーモードF2.