Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ZEISSの空気17. ボケ方

2018年05月10日 | Kyoto city

 リバーサルフィルムのデジタルデュープも、かってニコンDfで大学にあった大量のスライドを複写して以来のことだけど、特にたいした技術がいるわけではない。

 ただ今は存在しないコンタックスの味わいがどこかに出てないかなというのが、あれこれいじりだした発端。

 コンタックスT3は、シンプルな露出機構なので、光と影を同一画面に入れる被写体は得策ではない。やはり均一な光だけの被写体がよい事。そしてPhotoshopで補正をかけない方がよく、フィルターのシャープをかける程度に留めたほうがポジの空気を伝えられそうだというところまではわかった。

 それにしてもリバーサルフィルムが、今は1本1200円とすこぶる高くなった。そんなコストと時間のかかる撮り方をしているのもコンタックスT3が手元にあったからだ。そしてデジタルとは少し異なったリバーサルフィルムの発色が新鮮みを持っている。もう少し使ってみたい小さな機材だ。

 最近デジタル機材と一緒にコンタックスT3を散歩に持ち出す機会が多い。ちゃんと私のシステムの一つになっているようだ。それとも足指骨折で暇だったからだろうか。そろそろスポーツ解禁のお達しが出てもよい頃だけど。さて今日は、その外科の先生の2週間ぶりの診断だ。

 例年だと、この時期は窓を開放していると、とても気持ちよい日々なのだが。しかし今週の京都は寒かった!。ストーブをつけるぐらいだから。なんで今頃こんな気温になるのだろうか。それは少し調べないとわからない。今年は冷夏なのだろうか?。それはそれでしのぎやすくて心地よいのだが。

 

2018年4月京都市下京区渉成園枳穀邸

ContaxT3,SonnarF2.8/35mmT*、プロビア100

 

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