みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

#478 神の法第四戒

2020年01月15日 | 神の法
第4戒
安息日と命
 
p142~
The Sabbath and Life
The Fourth Commandment
The Institutes of Biblical Law
Rousas John Rushdoony

◇◇

ユダが捕囚に遭ったのは、エレミヤにより告げられた主のことばが成就して、この地が安息を取り戻すためだった。

この荒れ果てた時代を通じて、この地は七十年が満ちるまで安息を得た(2歴代誌36:21)。

エレミヤの預言は、エレミヤ書25章9~12節であり、ダニエル9章2節において想起されている。

捕囚は安息日違反に関する法の預言の成就であった。

レビ記26:34~35
地が荒れ果てている間中、地は、あなたがたがそこの住まいに住んでいたとき、安息の年に休まなかったその休みを取る。その地は彼らが去って荒れ果てている間、安息の年を取り返すために彼らによって捨てられなければならず、彼らは自分たちの咎の償いをしなければならない。実に彼らがわたしの定めを退け、彼らがわたしのおきてを忌みきらったからである。

この70年の安息は、土地とイスラエルに対する神のあわれみであった。

キリストの十字架後、そのようなあわれみがその土地の上に注がれることはなかった。

その歴史は、土と人間の着実な衰退と低下の現れだった。

その土地とそこに住む人々は、神の呪いの厳しさを象徴している。

捕囚と十字架の間の時代に、イスラエルは律法にしたがって土地に安息を与えた。

しかし、他の点では神をさげすみ、ついに御子を十字架につけて殺した。

そのため、呪いが彼らの上に及び、彼らの罪ゆえに土地が呪われた。