動画で楽しむDano(20)

2009-01-31 00:15:30 | Dano Movies(邦)
six - Sept.2008


SIXは女性3人、男性1人のガレージバンドです。画面左のメンバーが59DCを弾いています。ベース&ヴォーカルの存在感が圧倒的でダンエレクトロメインというわけではないのですが、やはりダンエレクトロはこういうバンドに似合いますね。
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動画で楽しむDano(19)

2009-01-30 02:10:49 | Dano Movies(邦)
ネコとネズミとオオトカゲ


村松邦男。元シュガーベイブ。もちろん知っていますが、このROMAではけっこうベタな感じで「オヤジによるオヤジのためのオヤジ・ロック」をやっています。ですが、「疲れたお父さんの悲哀」みたいなステレオタイプになってしまっているのがいかがなものかというところでしょうか。この曲はまたちょっと違ってますけどね。
村松氏はダンエレクトロの56-U2を弾いています。ちょっとサイケっぽいペイントをあしらってます。

日本人ミュージシャンとダンエレクトロでいろいろ動画を探してはみたんですが意外に少なかったですね。でももう少し続けます。
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動画で楽しむDano(18)

2009-01-29 19:28:31 | Dano Movies(邦)
明日もつづく(牛から牛肉) / 松田克己バンド


松田克己、元ポートカスといっても私は全然知りませんでした。
へなへなヴォーカルと轟音ギターですね。59DCを弾いています。
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動画で楽しむDano(17)

2009-01-28 01:17:56 | Dano Movies(邦)
シノワ shinowa "cloud" 2005 防府 印度洋


このシノワというグループは知らなかったんですが、ベルズーキを使っているという噂を聞いて動画を見つけました。
画面ではよく見えませんが、ブリッジをリッケンバッカーのものに換えているとのことです。
しばらく日本人ミュージシャンとダンエレクトロをテーマに動画を集めてみたいと思います。
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Longhorn 4623

2009-01-27 01:34:07 | Dano Guitars
ロングホーンのヴィンテージが手に入りました。これはバリトンギターになります。ロングホーンは1958年から1966年まで生産されました。そのラインアップは4423(4弦ベース)、4623(バリトン)、4123(ギターリン)です。

バリトンギターは、最近はより重低音を出したいというメタル系ギタリストたちが使うようになっていますが、1956年にダンエレクトロが製造したものが最初です。56-UB2というモデルです。その後、フェンダーVIなどが続きました。

チューニングは普通のギターのオクターヴ下にするか、五度下、四度下にするのが一般的です。フェンダーの場合はオクターヴ下、ダンエレクトロの場合は五度下を想定しています。(※2016年2月14日追記 56-UB2を紹介したダンエレクトロの当時のカタログでは、バリトンギターという名称ではなく、6弦ベースとし、チューニングは普通のギターのオクターブ下とされていました。現行品のバリトンギターでは四度下のBチューニングが想定されているようです。)



私が手に入れたロングホーンは初期型です。58、9年頃のものだろうと思われます。初期型の特徴としては
1.ペグがクルーソンのものであること
2.ピックアップの間隔が狭いこと
3.ピックガードの形が「アポストロフィ」シェイプになっていること
4.裏にあるキャビティ・カヴァーがボディと同じメゾナイトで丸くなっていること
5.ボディとネックのジョイント部のネジが直線上に3つ並ぶ3点止めになっていること
6.ティルト機構が採用されていないこと
が挙げられます。
もう一つ、2009年モデルで再現されたポインタ・ノブが採用されていることも特徴ではあるのですが、私が入手したものは普通のタイプになっています。そればかりか、本来ブロンズ塗装されているはずの下の部分も白いものになっています。







後期モデルになると、
1.ペグは3連スケートキー
2.ピックアップの間隔が広い
3.ピックガードの形はハートを半分に割ったようなもの
4.キャビティ・カヴァーはステンレス製の長方形のもの
5.ジョイント部は上2つ、下1つの3点止めで
6.ティルト機構の採用
といった仕様になります。

オクターヴ下でチューニングすれば普通のギターと同じように弾けるので問題ないと思ったのですが、今張られている弦だと、かなりダルダルになってしまうので、五度下のチューニングにしました。慣れないうちは対応表のようなものがないとわからなくなりますね。
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動画で楽しむDano(16)

2009-01-26 02:04:25 | Dano Movies(洋)
Elvis Costello - When I Was Cruel


コステロといえばジャズマスターですが、ここでは56-Baritoneを弾いています。歳をとってからダンエレクトロやシルヴァートーンを使う機会が増えてきたようですね。

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過ぎたるは……

2009-01-25 03:34:46 | Music Life
1984年頃のお話。
ヴァン・ヘイレンが「ジャンプ」で大ブレイクしたのね。それまでもギター弾きの間ではエディーすげぇぜっていうのはあったけど、誰もが知るようになったのは「ジャンプ」からだね。このPVで噂のライトハンド奏法を初めて見たという人も多かったんじゃないかな。それまで「誰よりも速くギターを弾く」ことを目指し、フルピッキング命だった連中も、こぞってライトハンド奏法を練習するようになった。そのインパクトはジミ・ヘンドリックス以来と言っても過言ではないかもしれないね。
「ジャンプ」以降、いろんなギタリストがタッピングを始めたし、様々なヴァリエーションを作っていったんだけど、タッピングだけで演奏するギタリストが出てきた。スタンリー・ジョーダン。テレビで初めて見たときはびっくりした。でも、音だけだと有名曲をジャズ風にアレンジしましたって感じのありがちなものだったので、あまり面白くなかった。両手タッピングで自在に演奏できるというのは確かにすごいことだけど、演奏している姿のほうが音楽より面白いというのでは本末転倒という気がする。過ぎたるは及ばざるが如し。
こうしてタッピングが広がっていく一方で、従来からの速弾きも新次元に突入した。イングヴェイ・マルムスティーンがグラハム・ボネットの「アルカトラス」のギタリストとしてデビューしたのもこの頃。リッチー・ブラックモアを倍速にしたみたいなスピードでこれにも驚いた。マルムスティーンはアルカトラスをすぐにやめちゃったけど、代わりに入ったのがスティーヴ・ヴァイ。誰もがトミー・ボーリンの悲劇が繰り返されると思っていたけど、ザッパゆずりの変態フレーズと高度なテクニックでマルムスティーンをしのぐギター・ヒーローになっちゃった。同じようにアルカトラスのオーディションを受けてヴァイに負けちゃったクリス・インペリテリはこの後自分のバンドでデビュー。ある意味アルカトラスっていうのはヤードバーズみたいなものだったというわけね。
誰よりも速く弾くとか、どれだけ音を詰め込むかってところで、左手だけじゃ足りない右手も、ギターもシングルネックじゃ足りない、もっともっとというわけで、これはマイケル・アンジェロに行き着く。ステージでクワッド・ギター提げて仁王立ちしているマイケル・アンジェロは確かにすごい、でももはやミュージシャンというよりは曲芸師だよね。この場合も見ていると面白いんだけど、音だけ聴いても面白くないというわけで、過ぎたるは及ばざるが如し。

もう一つの別の流れ、速弾きもタッピングもしないけど、存在感のあるギターを弾く人たちが出てきたのも1984年頃からじゃないかな。U2のジ・エッジとかスミスのジョニー・マーとか、日本のボウイの布袋寅泰を加えてもいいかもしれないけどね。で、ニルヴァーナのカート・コバーンが出てきて、速弾きとかタッピングとか、長いギター・ソロだとかをやるのがかっこわるいという状況になっていったと思うけどね。

私の場合、もちろん最初は誰よりも速くギターを弾くことを目指していたんだけど、ヴァイとか見て、諦めちゃいました。で、周りをよく見てみると軟弱なディスコ音楽だとバカにしていたシックのナイル・ロジャースのカッティングにびっくりしたり、ポール・サイモンとかジョニ・ミッチェルのコード・ワークにびっくりしたり、ギターの奥深さってこういうところにあるのねって感じ。実は速弾きばかりしてた頃って、どんなに指が動くようになってもギターが弾けている気にならないという不全感がずっとあって、モヤモヤしてたんだけど、コード・ワークが土台になきゃいけないんだと改めて気がついた。そのあたりでギターを弾かなくなってしまったんだけどね。
ギターを再開してからは簡単なクラシック・ギターの曲を練習したりしているけど、なかなか上手くはなりませんね。つい年齢のせいにしちゃうけど、ちゃんと練習していないのがいけないんでしょう。ギターの練習はし過ぎるってことはないので、もっとやらないといけないな。
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Hand Vibrato Unit

2009-01-24 16:59:11 | Dano Column
ダンエレクトロギターのハンド・ヴィブラート機構を見てみましょう。Silvertoneの1452Lをいじる機会があったので、ついでに分解してみました。
ブリッジについているペーパーナイフみたいなものがアームです。



ブリッジをはずすとこんな感じ。表にはブリッジを固定するビスの穴が見えると思います。そして裏には大きい穴が開いているのが見えますね。





アップで見ると、表のビス穴と裏の大きい穴はつながっていることがわかると思います。このように穴がボディを貫通しているわけです。



はずしたハンド・ヴィブラートのパーツです。長いビスとスプリング、そして金具類。丸い金属のパーツは裏の穴をふさぐフタです。



取りつけたイメージはこんな感じです。ボディの中でこんなふうになるわけです。



このユニットは、使い勝手はあまり良くありませんし、トリッキーなアームプレイもできません。コードを弾いたときに揺らす程度ですね。それほど敏感に反応してくれるわけでもないです。まあ、ダンエレクトロの通常のブリッジをそのまま生かせるユニットですので、その意味ではよく考えられたものだと思います。
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YAMAHA SG-3C

2009-01-23 01:11:33 | Other Guitars
これは私の6本目のギターです。5本目はDano PROです。この頃からギターの購入に加速度がついてきましたね。
ヤマハのSGにもいろいろなモデルがあります。どんなものがあるのかはヤマハのサイトで見てもらえばいいんですが、初期のモデルは寺内タケシとブルージーンズが使用していました。これは「エレキの若大将」にも登場します。この映画では、主役の加山雄三がアマチュアで勝ち抜きエレキ合戦に出たときはテスコ、プロになってからはヤマハ、そしてプロで成功してからはモズライトというように、ギターのヒエラルキーが示されています。

それはともかくとして、このSG-3Cは位置づけとしてはブルージーンズモデルの廉価版として1968年頃から生産されたものです。ヘッドは確かにブルージーンズモデルを受け継いでいますが、ボディはまったく違うもので、その独特なシェイプは「なすび」と呼ばれています。ヤマハの数あるギターの中で最もビザール度が高いものだと思います。とはいえ、このボディはなすびのような形をしたギターがあったら面白いといった理由でデザインされたわけではありません。当時はエレキギターは立って演奏するものでしたので、ボディのくびれは必要ないということだったんでしょうし、なすびを思わせるボディのふくらみは、演奏の際、ギターを脇でしっかりとホールドするために配慮されたものだと思われます。立って弾くことを前提につくられたギターですので、座って弾こうとすると膝の上でボディが安定しないため非常に弾きにくいです。岡本太郎に「座ることを拒否する椅子」というのがありますが、SG-3Cは、言わば「座って弾くことを拒否するギター」なのです。

さすがはヤマハと言うべきか、SG-3Cは廉価版とはいえ、ネックにトラモクが入っているなど、よい材が使われています。サウンドは低音弦側はTWANGYですし、高音弦側は非常にシャープなサウンドを持っています。トレモロは微妙な揺れをコントロールできます。こうしたサウンドゆえ、海外でもサーフ系のギタリストに珍重されています。

アメリカではSG-3Cは「なすび」ではなく、「ear-loab(耳たぶ)」と呼ばれています。ちなみにヘッドは「samurai headstock」と呼ばれています。チョンマゲのように見えるということでしょう。そしてこのSG-3CはテスコのMayQueen、グヤトーンのSharp5モデルと並んで、highly distorted monstersと称され、その奇異なボディシェイプのデザイン性が高く評価されています。60年代後半はアメリカでも日本でもエレキギターが売れなくなった時期でしたが、そのような危機的状況から生み出された特異なギターというわけで、ある意味ルネサンスに対するマニエリスムのようなものとして捉えられているようです。

私がSG-3Cを初めて見たときは正直微妙だったんですが、なんとなく気にかかって、そのうちにだんだんと魅かれていくようになり、これは手元に置いておきたいと思うようになりました。

ナットの溝が幅広くかつ深いため、弦が動いてしまうのが気になったので、ナットを交換しました。また、トレモロアームが欠品していたので、棚などの取りつけに使うステーをアームの代用にしています。

SG-3Cが一番かっこよく見えると私が思うアングルから写真を撮ってみました。

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Dynelectron

2009-01-22 01:00:26 | Dano Column
イタリアといえば、ビザール・ギターの宝庫でもありまして、なかなか面白い形をしたギターがたくさんあります。
Dynelectronは、イタリアンメイドのダンエレクトロ・コピーで、Meazziというメーカーのブランドだそうです。まぎらわしいブランド名を考えるのはどこも一緒ですね。1965年頃からダンエレクトロのロングホーン系のコピーを出していたようです。ベースとギターリン。特徴としては0フレットがあるということです。ナットはアルミではなく、コントロールノブもスタックタイプではないように見えます。
リンクしておきます。

http://www.fetishguitars.com/html/meazzi/dynelectron/index.html
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