動画で楽しむDano(79)

2011-05-12 00:53:41 | Dano Movies(洋)
Erin Tobey @ The Flywheel on 4.14.06


エリン・トビーは十代の頃から音楽活動を始め、1999年から2004年まではABE FROMAN、現在はPINK RAZORSとして音のうるさいパンキッシュな音楽をやっているが、ソロのときはアコースティックな、素朴で可愛い感じの音楽をやっている。これも連休中に見つけたもの。

エリンが弾いているのはリイシューのU2。
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動画で楽しむDano(78)

2011-05-10 01:01:37 | Dano Movies(洋)
Agent Ribbons - Boy with the Wooden Lips


これもまた連休中に見つけた。
エージェント・リボンズはギター&ヴォーカルのナタリーとドラムのローレンのデュオ。またしてもダンエレ使いの2ピースバンドであるが、たまにヴァイオリンのナオミがサポートで入ることもある。

音楽の傾向としてはオルタナ以後といった感はあるものの、ミュージカルやカントリーなどからの影響も感じられ、どこかフェアグラウンド・アトラクションなどにも通じるようなサウンドでなかなかユニーク。

ナタリーはコンヴァーチブルを弾いているが、これはオリジナル。ボディがブルーのものはそこそこレアなもの。ブリッジを幅の広い大きなものに交換しているのと、コントロールノブのところに板状のものをかましているのが目につく。ブリッジはずれないようにとのことだろうし、コントロールノブの改造は共振防止のためかも。
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動画で楽しむDano(77)

2011-05-09 01:52:52 | Dano Movies(洋)
RENE AUBRY: Etreinte


ルネ・オーブリーはフランスの作曲家。様々な楽器をこなすマルチ・ミュージシャンでもあるそう。この映像ではギターリンが使用されている。ペグを見るとリイシューのようだが、ピックアップセレクターが見当たらないため、この映像を見る限りではオリジナルの可能性もある。

連休中にいろいろ動画を漁っているうちに見つけた映像というわけで。

※5月22日追記

ルネさんのギターリンが本人のMy Spaceで紹介されていた。ペグは交換されており、ボディもリフィニッシュされているが、リイシューじゃないほうのダンエレクトロだろうと思われる。
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動画で楽しむDano(76)

2011-05-08 00:00:13 | Dano Movies(洋)
The Rolling Stones - Paint It Black (Live at Twickenham)


いつ頃のライヴ映像なのかは不明。
「黒くぬれ」はブライアン・ジョーンズがいた頃は彼が本物のシタールを演奏したりしていたが、この映像ではロン・ウッドがダンエレクトロのエレクトリック・シタール(通称ベイビー・シタール)を弾いている。違う映像ではジェリー・ジョーンズを弾いているときもあるが、この映像のものはダンエレクトロのオリジナルだろう。
このモデルは100本程度が生産されただけということで、年々市場に出回らなくなってきた。私は2回ほど手に入れるチャンスがあったのだが、いずれもオークション終了時刻に寝過ごしてしまい、落札できなかったという苦い経験がある。
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Silvertone 1375

2011-05-01 21:26:42 | Dano Guitars
2008年11月に「始まりのギター」というタイトルの記事でSilvertoneの1377の画像を使っているが、1375はその1ピックアップ・モデル。



もともとアンプメーカーとしてシルバートーン・ブランドにアンプを提供していたダンエレクトロが通販用の廉価なギターの開発をシアーズから依頼されたのが1954年のこと。フェンダーがストラトキャスターを世に送り出した年にダンエレクトロがつくったギターは、ソリッド・ボディのエレクトリック・ギターをとりあえずつくってみました、といった感じの、まだまだ洗練には程遠いデザインのものだった。ボディにはポプラが使われ、オリジナルはそのボディを人工皮革で覆ったものだったが、私が入手したものは革が取り去られ、その代わりにブラウンに塗装されてしまった。



このダンエレクトロ最初のギターにはまだリップスティック・ピックアップが採用されていなかったとか、しかしながらすでに金属プレートと木製サドルを組み合わせたブリッジの構造は確立されていたとかいったことは、以前にも何度か書いてきた。今回、現物を手に入れてわかったことは、ネックの太さである。ネックは三層構造で両側にRがつけられてはいるものの、真ん中は平らになっていて、かまぼこというよりは台形に近い。そのためか握った感じは角材を握っているような感じ。当然弾きにくいのだが、その形状のわりには案外弾けるものだな、といった感じでもある。

その他の部分については、ヘッドの付き板やピックガードは薄いプラスティックが使用されていて、経年変化で伸び縮みや歪みが激しい。また、アンプにつなぐとノイズが大きいので、トグルスイッチとブリッジのネジを余った弦でつないで、とりあえず簡易な弦アースを取った。

音は意外によい。このギターをつくってから2年後、ダンエレクトロはUシリーズを生み出し、ギター開発は実を結ぶことになる。

いずれにしても、ダンエレクトロのギターを集めるようになり、その歴史などにも関心を持つようになった私としては、ダンエレクトロ最初のギターのひとつである Silvertone 1375 は手に入れたかったものであったし、それをフルオリではないながらも今回手に入れることができたのはとても嬉しいことなのである。
コメント (2)
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