59M-NOSが日本でも発売開始

2014-05-31 15:46:55 | Dano Info
どういうわけか、未だに本家サイトにも、キクタニのサイトにも公式なアナウンスがなされていないのだが、今年のNAMMで発表されたダンエレクトロの2014年モデルが日本でも発売されることとなった。今のところイケベ楽器の秋葉原リボレ店だけでしか取り扱いがないようなのであるが、これから取扱店も増えていくことだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

動画で楽しむDano(121)

2014-05-09 20:49:25 | Dano Movies(洋)


ティーンエイジ・ファンクラブには「ジーン・クラーク」なんて曲もあるので、バーズのことは好きだったのだろうけど、この映像ではI'll Feel a Whole Lot Betterを演奏している。90年代のイギリスではわりかし「轟音ギターで演奏されたバーズ」といった趣のバンドが多かったように思う。
なんといっても、レイモンド・マッギンリーがベルズーキをかき鳴らしているのがよい。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Rolling Stonesと私

2014-05-06 00:03:23 | Music Life
ローリング・ストーンズが8年ぶりの来日公演をしてから2ヶ月が過ぎた。その間に私が何をしていたかといえば、ロン・ウッドが加入してからのストーンズのアルバムをせっせと買い揃えていたのであった。今まで1枚も持っていなかったというのもどうかと思うが、中学生の頃に「スティル・ライフ」からストーンズを聴き始めたといっても、好きになった曲は60年代のものだったし、高校生の頃に友人から借りた「ギミー・シェルター」(収録曲が「ベガーズ・バンケット」、「レット・イット・ブリード」、そして「ガット・ライヴ・イフ・ユー・ウォント・イット」からセレクトされた日本独自の編集盤)や当時NHK-FMで放送された1973年のブリュッセル・アフェアーのライブを聴いたことによって、ストーンズはミック・テイラー在籍時こそが最高で、それさえ聴いておけばいいのだと長い間思ってきたのだから、仕方のないことでもあったわけだ。

その後、「サタニック・マジェスティーズ」を聴いたことが契機となり、サイケデリックな頃のストーンズが一番だと思うようになったが、このあたりの経緯は多少説明が必要となるかもしれない。その昔、私のようなビートルズファンにとって、ローリング・ストーンズがどのような存在だったかといえば、ライバルなんてものではなく、二番煎じでしかなかった。最近でもポール・マッカートニーが「ストーンズはビートルズの真似をして成功した」と発言して物議をかもしたが、そういう認識が抜きがたくあったのだ。その典型が「サタニック・マジェスティーズ」で、これは「サージェント・ペパーズ」を真似ただけの、聴くだけ無駄な駄作中の駄作であるなどと散々な酷評を受けてきた。私もこうした評価を真に受けて、「サタニック・マジェスティーズ」は聴くに値しないものなんだと長い間思い込まされていたのだが、でもそれを実際に聴いてみると、確かに意識して真似をした部分もあるとは思うけれど、全然違うものだと思ったし、ある意味「サージェント・ペパーズ」よりも面白いと感じたわけで、この発見から同時期のサイケデリックなストーンズを聴いていくにつれ、むしろ私はいわば「ベガーズ前派」とでも呼ぶべき立場になっていったというわけ。このへんは、当時のいい加減な音楽評論への憤りのような感情も加わっているので、その点は差し引かなければならないが。

The Rolling Stones - We Love You (Official Music Video)


いずれにしてもロン・ウッド期に注目するきっかけは訪れないまま、ロン・ウッド加入後のストーンズのアルバムは1枚も所有することなく過ごしてきたのだけれども、そうでありながら今回揃えてしまおうという気になったのは、やはり来日公演で生身のストーンズを見たせいなのだろう。

活動期間からいって当然のことながら、ストーンズのアルバムは膨大な枚数にのぼるが、オリジナルアルバムだけを拾ってみれば実はそれほどでもない。ロン・ウッド期であれば「ブラック・アンド・ブルー」から「ア・ビガー・バン」までの10枚ですんでしまう。今回この10枚をひととおり聴いてみて思ったのは、ロン・ウッド期はロン・ウッド期なりの素晴らしさがあるということだ。もちろん、楽曲にしろ、アルバムの構成にしろ、同じようなフォーマットを使いまわしているという面は確かにあるのだが、「サム・ガールズ」は素晴らしいアルバムだと思うし、今のところの最後のアルバムである「ア・ビガー・バン」も素晴らしい。しかし、そのことは私の今までの思い込みを覆すまでには至らなかった。やはり私は依然としてブライアン・ジョーンズがいた頃のストーンズが好きなまま、そこは変わらなかったわけなんだけれども。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする