大晦日ダヨ全員集合!

2008-12-31 00:26:15 | Dano Column
というわけで、1名遅刻者がおりますが、ダンエレクトロ全員集合。大掃除の合い間に写真撮りました。
来年も「だのじゃん」をよろしく。
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Roland SPIRIT 25A

2008-12-30 00:10:48 | Other Amps
しばらくダンエレクトロ以外の話題を続けます。さすがに2ヶ月休みなく書いているとネタもなくなってしまいますね。

これは私が手に入れた初めてのアンプです。当時は練習用アンプといえどもソリッドステートなら30wは必須とされていたので、近所の楽器店で30wクラスで私が買えるものはこのRolandくらいしかなかったのでした。
当時の私はやはりMarshallに憧れていました。アンプは歪んでなんぼのものと思っていましたから。他のメーカー、たとえばFenderは高音ギラギラで歪まないというイメージがありましたし、VOXはビートルズと結びついていて、デザインも含めてアンティークなイメージがありました。MUSIC MANはスティングレイ・ベースは知っていましたが、アンプもつくっているとは知りませんでした。
で、Rolandといえば、ジャズコーラスというアンプがスタジオやライヴハウスには必ず置いてあるものということは知っていて、それにシンセサイザーのメーカーとしても知っていましたから、Rolandなら大丈夫だろうと思った次第。そのころは、なぜジャズコーラスがそれだけ普及したか、の理由も知らず、このSPIRIT 25AにOVERDRIVEのジャックがあること、REVERBもあることで安心して買ったわけです。
家に帰って早速アンプにギターをつないで音を出してみましたが、そのときからMarshallに憧れた少年がRolandのアンプを手に入れたことによる悲劇がはじまったのでした。

私はそのころ、ディープ・パープルの「マシン・ヘッド」におけるリッチー・ブラックモアの、図太くてバイト感のあるギターサウンドが欲しかったんですが、Rolandではどうしようもないんですね。なので高校時代はこのアンプが嫌で嫌でしょうがなかったんですけど、スタジオに行ってもJC-120なんで、全然気分が盛り上がらないわけです。エフェクターはBOSSのDS-1とHm-2を使っていたんですが、今にして思えばトーンコントロールの仕組みをわかっていなくて、わざわざ痩せた音にしてしまって、使えねえとか言ってましたね。

いずれにしても、高校時代をともに過ごしたアンプとして、SPIRIT 25Aは今でも家にあります。ギターではなくシンセにつながっていますけどね。

昔はクリーントーンなどどうでもよかったので気がつかなかったんですが、これもいわゆるJCクリーンを出すアンプなのです。スピーカーが12インチとこのクラスでは大きいものが搭載されているので、余裕を持って鳴らすことができます。JCクリーンが好きなら、このアンプも狙い目でしょう。2、3千円で手に入れることができますから。
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Music Man 112RD Fifty

2008-12-29 01:05:53 | Other Amps
オーバーホールのため預けていたMusic Manのアンプが戻ってきた。
回路やコンデンサーに問題はなかったので真空管だけ交換。
プリ管をTUNG SOL、パワー管はエレハモにした。
手に入れた当初から歪みがなんとなく物足りないように感じていたのだったが、プリ管がダメになっていたのが原因だった。今回の交換で歪みにハリが出たし、全体的に音の輪郭がくっきりして、部屋で小音量で鳴らしていても気持ちの良い音が出る。

私は高さ30㎝前後のアンプが好きで集めているのだが、一つくらい大きいものがあってもいいだろうと思った。しかしながら、大きいものをということで手に入れたのに、Music Man 112RD Fiftyは小さくていいアンプだと言われる。
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ピック遍歴を語る

2008-12-28 00:53:33 | Music Life
ピックの話でもしようかな。
高校時代に使ったピックの枚数は数えられる。3枚。3年間で3枚しか使っていないというのは、当時はピックというものは割れたりしなければいつまでも使えるものだとばかり思っていたから。



最初のピックはトーカイのレス・ポールを買ったときにオマケでつけてくれたフェンダーのティアドロップ、HEAVY。現物はもうないので、イメージ画像だけど、まあ、定番中の定番だね。これを先端が丸くなるまで使ってた。この頃はギターを始めたばかりだから、弾けなくてイライラして、ピックスクラッチを何度もやってみたり、無茶苦茶かき鳴らしたりしたもんだから、かなりキズだらけでかわいそうなくらいだった。



次のピックはべっ甲のリッチー・ブラックモア・ピック。当時350円もして高いなあと思ったけど、今だといくらだ?べっ甲のピックは2000円か3000円くらいするんじゃなかったかな。まあ、高校時代はリッチーのコピーとかしていたので、この5角形のピックを使えば速弾きも楽にできるのではないかと浅はかな期待を抱いてみたけれど、たいして変わらなかった。べっ甲はわりと耐久性はあるのではないかと思うが、それでも先端はだいぶ丸くなってしまった。



最後のピックはアイバニーズの小さいやつ。当時はイバニーズと言っていた。デンオンがデノンになったようなものか。このピック、昔はスティーヴ・ルカサーのシグネイチャー・ピックだった。小さいピックの方が速弾きがやりやすいという噂を聞いて使ってみることにしたわけだが、確かに弾きやすいと思った。これ使うようになってまもなく受験シーズンで、ギターどころではなくなったため、あまり酷使されることなく終わった。

今はTerry Gouldのティアドロップ型の1ミリのか、ジムダンのウルテックスの同じく1ミリの白サイを使っている。たまにHERCOのFlex50を使うけどね。
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ネック・ティルトを試す

2008-12-27 04:13:08 | Dano Column
ホームセンターにてインチサイズのレンチを購入。3/32のレンチが必要だったのである。
早速、このレンチを使ってネックの仕込み角を変えてみることにした。今回はPRO-1で試す。このギターはブリッジが固定式で、しかも鉄板を折り曲げただけというものなので、オクターヴ・チューニングができない。ネックの仕込み角を変えてみたら多少はよくなるのではないかと期待していたのだが、結果は残念であった。

ヴィンテージのダンエレクトロ・ギターにはティルト機構がついている。このティルトはネイサン・ダニエルの発明ではあるが、本人はそれを特許申請しなかったため、レオ・フェンダーに特許を取られてしまった。

ネックの仕込み角を変えるには、ボディ背面の小さな穴(画像の○で囲んだところ)にレンチを入れ、中のスクリューを回せばよい。どのくらい回すものなのかよくわからないので、ぐるぐる回してみると、ネックがボディからせりあがるのがわかった。弦高を低めにしようとも思っていたので、よい塩梅のところまで回してみたのはいいが、ハイポジションで音詰まり。音詰まりのしないところまで戻してみると、元に戻ってしまった。オクターヴも結局合わせることができなかった。

ティルトをいじれば劇的に低い弦高になり、オクターヴ・チューニングも合うのではないかと思った私が浅はかであったということなのである。

せっかくレンチセットを買ったのだが、こういう結果になったことで、使う機会がなくなってしまった。
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Vintage Power Source

2008-12-26 22:56:21 | Dano Effects
これ、あまりにかわいくて、使うのがもったいない。
そう思うのは私だけではないはず。
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D3Nをクリーニング

2008-12-25 01:34:42 | Dano Column
休日はこないだ入手したDane D3Nをクリーニングした。
ヴィンテージの場合、方針としてはクリーニングはするけれども深追いはしないことにしている。「ヴィンテージ、サビやくすみも味のうち」というわけ。自然にそうなったものは仕方がないし、新品同様にピカピカにしてもかえって変だ。

しかしながら、金属部分をスチールウールかなんかでゴシゴシこすってできたキズは許しがたい。誰がやったか知らないが、見つけたらただではおかない。ほとんど殺意に近い感情をエネルギーにして私は磨く、ピカールでひたすら磨く。

D3Nは承知の上で入手したのではあるが、あまりよい状態ではない。慌てずゆっくりとクリーニングをし、その作業の間に調整するべきところ、リペアが必要なところを確認する。

1.ヘッド。これは割れたのをリペアしている。その継ぎ目が生々しく残っている。さらに再塗装した色が他の部分と違っている。
2.フレット。ローポジションにえぐれがある。
3.ピックガード。波紋上の模様は光の屈折によるものだと思っていたが、間違い。ピックガードの下に模様のついた紙が敷かれている。これがカビや染みで汚れている。
4.コントロール部のメタルプレート。スチールウールでこすったような無数のヘアラインがある。
5.ネックサイド、ボディサイドの塗装のはがれ。

ざっと見たところでこれくらい。今回は金属部分を磨くだけにとどめる。スチールウールでつけられたキズはなかなか消えなかったが、それでも最初のときよりかはいくらかまともになったような気がする。





このギターは前のオーナーが少し手を加えている。画像を見てもらえばわかるが、ナットの溝をギリギリまで削っている。そしてローズウッドサドルには弦の通り道に切り込みを入れている。こうすることで何を狙ったのかというと、オクターヴチューニングがきちんと合うようにということだ。この狙いは成功と言ってよい。

ダンエレクトロのギターで問題になるのはチューニングが合わないということ。その原因は高いナットとローズウッドサドルにある。ローズウッドサドルはそれなりに動かせるので、なんとか妥協できるところまでもっていくことは可能だが、1弦ずつシビアにあわせることはできない。ところが、先述した加工を施すとオクターヴ・チューニングがしっかりできる。しかしながら、この加工はダンエレクトロらしいギターの鳴りをいくらか犠牲にしてしまうようなので、あまり推奨できるやり方とは思えない。

ヴィンテージのダンエレクトロにはティルト機構が備わっているので、ネックの仕込み角を変えて、弦高を低くすることで、多少オクターヴを合わせやすい状態にすることができるのだが、そのネジがインチサイズであるため、私の持っている六角レンチセットでは合うものがなかった。ティルトで仕込み角を変えると、ネックとボディの間にすきまを作ることになるので良くないという説もあるから微妙ではあるのだが、一度は試してみる価値はあると思うので、インチサイズのレンチセットを買ってきて試してみたいと思っている。

年末年始の休みはギターの調整に明け暮れるような予感。
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TOKAI LS-80

2008-12-24 02:07:38 | Other Guitars


1982年12月に購入した私の最初のギター。
一見、何の変哲もないレス・ポールのコピーであるが、ヘッドに謎があった。



トーカイのLSシリーズのヘッドの文字は年代によって次のようになっている。

1977年~1979年 Les Paul REBORN
1980年     Reborn OLD
1980年~    Love Rock MODEL

ところが、私のLS-80は画像のとおり「Les Paul MODEL」となっている。シリアルナンバーによれば私のものは80年製なので「Reborn OLD」か「Love Rock MODEL」でなければならないはず、しかしそんなことよりも、ギブソンとエピフォンにだけ許される「Les Paul MODEL」の称号が私のギターのヘッドにあるというのが謎であったわけだ。
この謎を解くカギは1980年にあった。トーカイはヘッドにLes Paulを入れてはいけないと訴えられ、ヘッドの文字を変更することになったわけだが、Reborn OLDにしたものの、ちょっとかっこわるいと思ったのか、さらにLove Rock MODELへと変更した。1980年という年はトーカイにとって激動の一年間であったのである。
要するに、私のLS-80のヘッドの付き板はLes Paul REBORN期のものであるが、しかしながらすでにLove Rock MODELの生産が始まった頃に作られたため、本来REBORNと印字されるべき場所ににMODELと印字されてしまったというわけだ。私のギターはトーカイの混迷した状況をそのまま体現する個体なのである。

私はこのLS-80を高校時代ずっと使っていた。当時はFadedだのRelicだのといった仕様はなかったが、使い込んだボロボロのギターがかっこいいという感覚はあって、私もそういう状態にしたいと思い、日頃の手入れを一切しなかったので、ブリッジやテールピースは腐っているし、バインディングも浮いている。高校時代は「俺がこいつをギブソンのよりもいい音で鳴らしてやる」とばかりに意地になって弾いていた。私のこの思いにこのLS-80は応えてくれたと思う。

数年前、ギターをやりたいと言い出した姪にあげたのだったが、学校に持っていく途中でどこかにぶつけたのか、ネックを折ってしまった。素人リペアしたのだが、結局姪はギターを弾かなくなったので、ギター熱が再燃した私のところに戻ってきたのである。リペア後の状態は、強度的には問題はなさそうだが、音にガッツがなくなったような気がする。とはいえ、決して悪い音というわけではなく、ショボいコンデンサーとゴトーPAFでこれだけの音が出れば十分だと思う。

やはり最初の1本ということで愛着があるので、そのせいで、今後もギブソンのレス・ポールを手にすることはないだろうと思う。
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ギターを始めた頃

2008-12-23 19:37:18 | Music Life
そもそも楽器に興味を持ったのは中学1年生の頃だね。YMOが最初のワールドツアーを終えた頃で、テクノ・ポップがブームになって。その頃はまだまだシンセサイザーなんて未知のもので、テレビやラジオでシンセサイザーのデモンストレーションをやったりもしてたわけ。シンセサイザー1台あればヴァイオリンの音もトランペットの音も出せます、一人でオーケストラもできちゃいますとか、楽器の音だけじゃなく雨の音、風の音、車のエンジンの音なんかも出せるとかいった感じでね。効果音をすべてシンセサイザーで作ったラジオドラマもあったな。そういうの面白いなって思った。小学生の頃はプラモデル作ったり、機械いじりするのが好きだったんで、その延長線にシンセサイザーがハマッたのね。でも、当時のシンセサイザーなんて子どもが買えるようなもんじゃないしね、憧れだけさ。
そのとき感じたのはテクニックには時間がかかる、テクノロジーには金がかかるってこと。

ギターはね、フォークのイメージが強かったから、あんまり興味がなかったけど、ビートルズを聴くようになって変わったね。それに、5万円のシンセサイザーと100万円のじゃ性能に雲泥の差があるけど、5万円のギターと100万円のとでは、音質はともあれ、出せる音域は一緒じゃん、みたいなのもあったね。

中学2年の頃は、兄貴がバンドやってるって友だちがいて、そいつからリッチー・ブラックモアを知ったりとか、小林克也がやってた「ベストヒットUSA」でヘンドリックスやザ・フーの映像を見たりとか、だんだんギタリストへの興味が強くなっていったのもあったかな。
最初にギターを触ったのは中学3年生のときで、友だちの家にエレキがあった。サンバーストのストラト。今にして思えば石ロゴのフェルナンデスだったね。まあ、当時は石ロゴがどうとかいうのは全然なくて、安物のコピーモデルってだけさ。その友だちのとこへは毎週遊びに行ってたんで、そのたびにギター弾かせてもらってた。コードも教えてもらったり。それで弾かないアコギがあるっていうんで半年くらい借りたかな、それでギターの練習を始めたんだよ。

最初に自分のギターを手に入れたのは、中学3年の冬休みだね。その頃にフェンダージャパンが出てきて、日本製だけどフェンダーのロゴの入ったギターを手にすることができるようになった。そりゃもう、フェンダーだよね。で、キャンディ・アップル・レッドのストラトを買いに楽器店に入ったわけだけど、店を出た俺が持っていたのはトーカイのレス・ポールだったんだよ。自分でもよく覚えてないんだけど、カタログで見るのと違ってストラトが安っぽく見えたっていうのはあったかな、でもレス・ポールは木目が浮き上がって見えたり、重かったり、なんか高級感があったよね。それでレス・ポールにしたんじゃないかと思う。初めて入った楽器店で舞い上がってたというのもあったかもね。家に帰ってから、なんでフェンダーにしなかったんだって後悔したりしてね、ギター買ったのを素直に喜べない状況になっちゃって、嫌な思いもしたんだけど。でも、このときレス・ポールにして良かったと思っているよ。

ロック雑誌のインタビュー記事風にちょっとやってみました。
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動画で楽しむDano(11)

2008-12-22 23:49:55 | Dano Movies(邦)
Guitar Wolf 『アイ・ラブ・ユー, OK "I love you, OK" (Official Music Video)』


ギターリン購入記念ということで。
ギターウルフです。ギターリンを弾いています。
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