実はクラオタだった

2009-02-28 00:43:05 | Music Life
高校を卒業してからギターを再開するまで、どんな音楽を主に聴いていたかといえば、クラシックです。
きっかけはマーラーでした。高校生の頃にCMで「大地の歌」が使われたりして、ちょっとしたマーラーブームになったわけです。ここを基点にして後期ロマン派の交響曲を聴くようになり、それ以前の古典派、それ以降の新ウィーン楽派、現代音楽へという流れです。
その一方で、グレン・グールドの弾くバッハを聴いた衝撃も大きく、バッハの他の曲もいろいろと聴くようになりました。

私が大学生の頃には古楽ブームや古楽器ブームがあって、バロック以前の音楽が注目されたり、耳慣れた古典派の交響曲などを、それが作曲された当時の楽器を使い、当時の編成で演奏してみるといったことが盛んになされるようになっていました。

このブームによって、私はグレゴリオ聖歌から現代音楽までを一通り聴いてみたいと思うようになり、いろいろとCDを買い漁る日々を送るようになったのでした。同時に音楽史や音楽美学などの本も読むようになり、そこから得たことを自分なりに、非体系的ではありますが、まとめていくのを愉しみとしていました。グレゴリオ聖歌から始めてフランス六人組まで書いてきたところで長い中断に入ってしまいましたが、これは今後も続けていきたいと思っています。

むらぎものロココの音楽カテゴリーに記事がありますので、興味があればご覧ください。
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動画で楽しむDano(25)

2009-02-27 02:19:07 | Dano Movies(洋)
Hate to Say I Told You So


The Hivesです。56-U2ですね。動きが激しいのでどのモデルか特定できませんでした。先日記事にしたプレイヤー・リストから早速情報を得ました。

ここのところ、ダンエレクトロ周辺のネタがなくて、とりあえずしばらくはこんなふうに地味に推移していくような感じです。
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Phantomのコピーモデル

2009-02-26 22:02:24 | Other Guitars
VOXのPhantomは欲しいギターの一つですが、なかなか本物を手に入れることができません。オークションなどで、2、3回ほど手に入れるチャンスがあったのですが、すべて逸しています。テスコのスペクトラム5と並んで、縁のないギターになっています。

そんな状況ではありますが、Phantomのコピーモデルは持っています。これはJay Turserというメーカーのものです。Jay Turserは、日本ではあまり馴染みがありませんが、廉価版のギターを製造するメーカーです。

このPhantomコピーは現在は生産されていません。以前、EASTWOODからもPhantomのコピーモデルが出ていましたが、どうやら同じもののようです。中国の工場で生産された同じモデルに、あるときはEASTWOOD、あるときはJay Turserというように、ブランド名だけ変えたようです。

このモデルはボディこそよくコピーされていますが、ピックアップや電装系はストラトキャスターのコピーモデル用のものが流用されていると思われます。そしてコントロールノブはテレキャスターのコピーモデルのものが流用されているのでしょう。そしてトレモロはビグスビータイプのものとなっています。せめてピックアップの切換スイッチをロータリースイッチにしてくれればと思うのですが、それを望むのは無理というものでしょう。Phantom Guitar Worksにしても、ロータリースイッチを採用してはいませんから。

こういうモデルなので、音は初心者向けにつくられたストラトキャスタータイプのギターのような感じです。ピックアップを交換してみたいと思いながらまだ交換していませんが、BurnsのTRI-SONICに換装できれば面白いかもしれないと思っています。もったいないという感じもあるんですけれど。

パッと見はかなりいい感じなのですが、やはり本物とコピーとの間には超えられない壁があります。見た目だけだからコピーでもいいと思って手に入れたものの、やはり満足はできなくて、いずれ機会があれば本物を手に入れたいと思っています。でも、以前ほど欲しいとは思わなくなってきたかもしれません。
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Dano プレイヤー・リスト

2009-02-25 21:27:14 | Dano Column
ダンエレクトロのギターをよく弾く人たちを集めたリストがありました。

http://www.nationmaster.com/encyclopedia/List-of-Danelectro-players

知らない名前が意外に多いですね。動画など探してみます。
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Danoのシリアルナンバー

2009-02-24 00:28:03 | Dano Column
もちろん、ダンエレクトロのギターにもシリアルナンバーがあるわけです。ネックのヒールだとか、ネックポケットだとか、ボディ背面のキャビティの中とかキャビティカバーとかに数字が記載されています。
ところが、ダンエレクトロのシリアルナンバーは謎というか、何を意味するのかわからない部分があります。

3桁の数字が印字されている場合は最初の2桁が週を表わし、3桁目が年になります。例えば119と印字されていたら、それは1959年の11週目ということになります。しかし、1967年以降は逆になり、最初の1桁目が年で残り2桁が週になります。1967年の11週目だったら、711となるわけですね。

次に4桁の数字が印字されている場合。最初の2桁目までが週を表わし、最後の4桁目が年になります。3桁目が不明なのです。例えば1804となっていれば、1964年の18週目ということになりますが、1854となっていた場合、その5が意味するところがわからないということですね。

そして5桁の場合、4桁と同じであるものの、最後の5桁目がこれまた不明なのです。18543となっていた場合、5と3の意味するところがわからないというわけです。

コーラル・ブランドのギターの場合、シリアルナンバーはヘッド裏に貼られたステッカーに記載された6桁の数字です。これは、最初の1桁は年を表わすのですが、残り5桁分が意味不明ということです。
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動画で楽しむDano(24)

2009-02-23 01:59:09 | Dano Movies(洋)
Your Feets Too Big - The Prellies


The Prellies。ご覧の通り、ハンブルク時代のビートルズのコピーバンドみたいな感じなんですが、全員ダンエレクトロのショートホーンを弾いているというのが面白いです。DCベースとDC-3ですね。
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わりと新しめの

2009-02-22 13:06:50 | Other Amps
新しいアンプで何か良さそうなものはないかと思って手に入れたアンプです。



まず、TECH21のTrademark 30です。これはサンズアンプに10インチのエミネンスを搭載したアンプです。すべてアナログ回路になっています。サイズも手頃でとてもいいアンプだと思います。



次はHughes & KettnerのEdition Blue 15-DFXです。これはコーラス、フランジャー、ディレイが内蔵されたものです。クリーンはきれいです。歪ませると音が少しこもりがちになるのが惜しいですが、これも良くできたアンプだと思います。

最後に集合写真。このときはMusic ManとAmpegはまだ手に入れていなかったので、この中にはありませんが、小さいアンプをこうして並べてみるとなかなか可愛いです。

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Ampeg G-18

2009-02-21 01:22:30 | Other Amps
ここのところダンエレクトロ以外の話題を続けています。
今回はAmpeg G-18というギターアンプについて書きます。Ampegはダン・アームストロングつながりで、彼がモディファイしたダンエレクトロのギターを販売したということもあるので、それなりの関連はあるんですけれども。

Ampegといえばベースアンプで知られているメーカーですが、もちろんギターアンプもつくっています。このG-18は70年代後半につくられたアンプで、ソリッドステートです。出力は10W、8インチのスピーカーが搭載されています。2inputで、コントロールはVOLUME、TREBLE、BASSといたってシンプルですが、音が太くて気に入っています。余計なものが何もなく、ギターの性格がそのまま出てくる感じです。弾いていてとても気持ちの良いアンプです。

コンデンサが劣化しているのか、手に入れた当初はブスブスとノイズがあったのですが、まめに通電してみたところ、気にならないくらいにノイズは減ってきました。この頃のソリッドステートだと修理するにも難しいかもしれませんので、とりあえずこまめに通電するしか私のできることはありません。

このアンプはランディー・ローズが愛用していたと言われています。彼がオジー・オズボーンのオーディションを受けたとき、他のギタリストは大きなアンプを持ち込んだりしていたのにも関わらず、ランディーはこのG-18でオーディションに臨み、見事勝ち抜いて、オジーのバンドに迎え入れられたというエピソードがありますね。
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マーシャルは夢のかけら

2009-02-20 01:26:09 | Other Amps
こんな私でもマーシャルの壁を背にしてステージでギターを弾きまくってみたいものだと思っていた時期があったのです。今となってはもうそんな気持ちもまるでありませんが、中学、高校の頃はマーシャルのアンプが憧れでした。前にも書きましたが、そんな私の手元にあったのはローランドのアンプで、望んだ音が得られずに悶々とした日々を送っていたのでした。

今ではその気になればマーシャルのアンプを1台くらいは手に入れることはできますが、それほど欲しいという気持ちもなくなってしまいました。そんな今の私が持っているマーシャルのアンプがVALVESTATE10なのです。

マーシャルのソリッドステートにはLEAD12という名機がありますが、これは今でも人気がありますね。一方、このVALVESTATE10はあまり人気がないのか、かなり安く手に入れることができます。人気がない理由としては、スピーカーがセレッションではないこと、パイロットランプがないこと、ロゴマークが小さいこと、そして全体的につくりが安っぽいことが挙げられるだろうと思います。サウンド的にはよく歪みますが、アンプの歪みではなく、エフェクターでつくったような歪みだとよく言われたりもします。マーシャル派の人たちは、マーシャルを愛するがゆえに、このVALVESTATEシリーズやMGシリーズを認めない傾向もありますので、そうしたことも人気が出ない一因なのかもしれません。

でも、このアンプは決してダメなアンプというわけではなく、ソリッドステートの10Wクラスのアンプとしてはなかなかのものだと思います。これだけは手放せないと思うほどの何かを持っているかといえば微妙ではありますが、私の場合、時折、思いっきり歪ませて弾きまくりたいという衝動にかられることがありますので、そうしたときには重宝します。こうしてマーシャルに憧れていた頃を思い出してみたりするわけです。
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名機を圧縮

2009-02-19 00:52:20 | Other Amps
国産のアンプで名機とされるものはいくつかあると思いますが、スタジオやライヴハウスなどで常設され、デファクト・スタンダード化したアンプというと、ヤマハのF-100やローランドのJC-120ということになるかと思います。今回はこれらのアンプをそのまま小さくしたような外観を持った小さいアンプを紹介したいと思います。



まず、ヤマハ。これはG-10Wですが、私が所有しているのは海外仕様のものなので、G5となっています。ヤマハのFシリーズは海外ではGシリーズとして輸出されたようです。これは、ご覧の通り、ウッドキャビネットです。コントロールは左からVOLUME、BASS、TREBLE、REVERB、MASTERVOLUMEとなっています。このサイズでリヴァーブがついているのがいいですね。ただ、私のは効かなくなっていますが。
さすがにこのくらい小さいと歪ませるとブーミーになりますので、クリーンからクランチまでになりますが、このクリーンはFシリーズの特徴である、ソリッドステートながら温かみを感じさせるものになっています。
幅が30cm、高さが25cm、奥行きが15㎝で、ウッドキャビネットの外観もあわせ、とても可愛らしいアンプです。



次にローランドのJC-20です。JC-120は大きくてあまり愛想がない感じですが、外観はそのままでもこれだけ小さくすると可愛くなりますね。コントロールは左からDISTORTION、VOLUME、TREBLE、MIDDLE、BASS、そしてCHORUS。コーラスは2種類あります。私が所有してるのはイタリア製のものです。サイズは幅が35㎝、高さが26㎝、奥行きが20㎝くらいです。スピーカーは6インチ程度のものが2発といったところです。音はいわゆるJCの音です。



最後はグヤトーンのSuperFLIP GA-50Fです。グヤトーンのFLIPシリーズもまた、国産アンプの名機とされていますが、これはそのFLIPシリーズで最小のものです。幅が25cm、高さが26㎝、奥行きが15㎝くらいのものです。プリ部だけチューブのハイブリッドアンプで、スピーカーは6インチ程度のものが搭載されています。コントロールは左から、GAIN、LEVEL、BASS、MIDDLE、TREBLEとなっています。なかなかよく歪みます。

前に紹介したVOXのPathfinder10もAC-30を圧縮したものということもできますが、名機とされるアンプをコンパクトなサイズで所有し、楽しめるというのも、こうした小さいアンプのよいところだと思います。
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