動画で楽しむDano(93)

The Kooks - See The Sun @ Radio 1's Big Weekend


The Kooksは2003年にブライトンで結成され、2006年にデビューした。バンド名はデイヴィッド・ボウイの曲名から取ったとのこと。同じ年にデビューしたアークティック・モンキーズと何かと比較されていたそうだが、今では名実ともにイギリスを代表するバンドの一つとなった。

ルーク・プリチャードはこの曲のときだけ、ダンエレクトロの12弦ギターを弾く。このギターは59Danoと同様の１Vol、１Tone仕様の中国製。

動画で楽しむDano(92)

Longwave - "No Direction" music video


Longwaveは1999年に、ギター＆ヴォーカルのスティーヴ・シュルツを中心に結成され、紆余曲折ありながらも活動を続けている。
この映像ではギターのシャノン・ファーガソンがシルバートーンのおそらくは1312を弾いている。

シャノン・ファーガソンのサイトには、彼が使用している機材のリストがあり、それによるとシルバートーンのほかに、ダンエレ関連ではジェリー・ジョーンズのロングホーン6弦ベースと、DM-25というギターアンプを所有しているようだ。

動画で楽しむDano(91)

Make No Systems/BARBARS


2009年の4月頃、このブログでショートホーン・ベース3412について書いたとき、このベースを使っているかっこいいベーシストがいるとのコメントがあり、それがきっかけで、私は田中未希の存在を知ったのだった。
そのときはまだ彼女たちはVIRIDIANというバンド名で活動していたが、昨年のメジャーデビューを機に、BARBARSと名前を改めたとのこと。
ショートホーンベースとカラマズーという非力な楽器でバリバリとライヴしている彼女たちは演奏もうまくて素晴らしい。この映像でも田中未希は3412を弾いている。以前、「ダンエレ女子を探せ」の中でも紹介させていただいたことがあるわけだけれども、今回は動画で。

nanana - BARBARS (ex-Viridian) live

ダンエレ女子を探せ(3)

ダンエレ女子を探せ、第３弾は海外編ということで。すでに「動画で楽しむDano」の方で紹介している人が多いが、Uシェイプのギターが使用されている率が高いのと、ダブルネックも意外に使われているということが特徴かと。日本では女子の使用率が高いロングホーンベースだが、海外ではそれほどでもないようなので、これも意外な感じがする。

左から右へ　上から下に

Bethany Cosentino(Best Coast)　56U-2
Sara Cappai(Diverting Duo)　56U-2
Erin Tobey 56U-2
Cat Power U-1
Annie Clark(St,Vincent) Silvertone 1448
Dee Dee(Dum Dum Girls) Silvertone 1448
Val Opielski(Walking Hellos, PS XO) Double Neck Bari6
Anita Robinson(VIVA VOCE)　Double Neck Bari6
Natalie Gordon(Agent Ribbons) 5015 Convertible
Corin Tucker(ex.Sleater-Kinney) DC-3
Corinne Bailey Rae 56Pro
Marnie Stern 56U-2
Cassie Ramone(Vivian Girls) Dead On 67
Lisa Masia(Lilies on Mars) 59Dano
Ali Digby(Patch William) 58 Longhorn Bass
Leah Weller Dano PRO

動画で楽しむDano(90)

The Walking Hellos @ Union Hall 7 Feb, 2010


The Walking Hellosは女性４人からなるバンドで、この映像でアコーディオンを弾いているのはマイラ・ゴールドバーグ。彼女はBee Seasonという小説を書いた作家でもあり、これは映画化もされ、リチャード・ギアとジュリエット・ビノシュが共演した（邦題は「綴り字のシーズン」）。ベースは元Babe the Blue Oxのローズ・トムソン、そしてギターのヴァル・オピエルスキとドラムのヘザー・ワグナーは二人でPS XOというユニットでも活動している。

ヴァル・オピエルスキが弾いているのはダンエレクトロのバリトンと普通の6弦のダブルネック。彼女のロバフリ風フレーズとマイラのアコーディオンのノスタルジックな響きがもたらすインパクトは意外に新鮮で面白い。