動画で楽しむDano(58)

2010-04-14 23:39:21 | Dano Movies(洋)
KINKS - "Sunny Afternoon" (TOTP 1966)


1966年にキンクスがTop of the Popsに出演したときの映像。画質音質ともに悪いのが残念ですが、「およげ!たいやきくん」の元ネタとしても知られている「Sunny Afternoon」を演っています。

ここでショートホーンベースを弾いているのはジョン・ダルトン。本来のベーシストであるピート・クエイフが自動車事故のため、一時期離脱してた頃ですね。クエイフはバンドでベースを弾くなんてことは「男子一生の仕事にあらず」と思っていたみたいで、だんだんやる気をなくしてたところに事故にあって、以後脚本の勉強をしてみたりと、実質脱退したみたいなもんでしたけどね。しばらくして復帰したんですが、69年には再び脱退しちゃいました。

ショートホーン・ベースはクエイフも使ってたみたいなんですけどね。どうやらジョン・エントウィッスルを意識してダンエレクトロを手に入れたということのようです。でも私の記憶が確かなら、レイ・デイヴィスはダンエレクトロの音が嫌いだったらしいし、ザ・フーについても俺たちの真似をしているくらいにしか思ってなかったようです。
ここでは実際に音を出しているわけではないので、何でもいいやってことだったのかもしれません。

この映像はジョン・ダルトンがクエイフの代役をすることになって直後のもののようなので、ひょっとするとこのベースはクエイフ所有のものだったのかな。

ちなみにデイヴが持っているのはフェンダーのElectric XIIですね。
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動画で楽しむDano(57)

2010-04-12 01:10:23 | Dano Movies(洋)
ed Clampett Rocks Out (Beverly Hillbillies Clip - S2E9 "The Clampetts Go Hollywood" 11-20-1963)


「ビヴァリー・ヒルビリーズ」というTV番組のワンシーン。
これは1962年から1971年までアメリカで放映され、日本でも「じゃじゃ馬億万長者」というタイトルで放映されたそう。

ジェド・クランペット(演じているのはジム・ヴァーニーという俳優)がダンエレクトロのダブルネックを弾きながら歌っている。なんでダブルネックにしたのかはわからないけれども、貴重な映像だね。
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動画で楽しむDano(56)

2010-04-10 21:56:04 | Dano Movies(洋)
TELEVISION / ORK'S LOFT 1974 (excerpts)


初期テレヴィジョンの映像。
リチャード・ヘルがショートホーン・ベースを弾いているという。
画質が悪く、リハーサルなので演奏もラフなものではあるが、この時期のテレヴィジョンの動画となれば、そんなことはどうでもいいわけで。
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Rickenbacker TR-7

2010-04-02 01:43:07 | Other Amps
リッケンバッカーはギターほど知られてはいないけれど、1931年の創業以来、アンプもつくっていた。50年代になるとフェンダーのツイード・チャンプと同様の回路とデザインも似ているM8といったモデルがあり、とても可愛らしいので欲しいと思っているのだが、なかなか縁がない。

70年代になるとソリッドステイトのアンプをつくるようになり、このTR-7は1977年から1984年まで生産されたモデルで、10インチのスピーカーを1基搭載した7ワットのアンプ。トレモロとディストーションが内蔵されている。音質はやはりソリッドステイトで、チューブのような音圧はないが、きれいで繊細なトーン。トレモロはなかなか味わい深く、まったりした揺れからズバズバと断続的なサウンドまで可変幅は広い。ディストーションはフルアップすればそれなりに歪むが、クランチ程度がよい感じ。トーンはベースとトレブルであるが、このトレブルの効きがすごい。あと、コントロールノブがギターのノブと同じだったりするので、ああリッケンだな、と思わせる。

90年代にはリッケンバッカーはアンプの製造を一切やめてしまったので、あまり見る機会もなくなったが、TR-7はe-bayなどではわりとよく見かけるし、値段も安い。でもあまりきれいな状態のものはなくて、グリルのロゴなどはたいてい取れてしまっている。

そんなわけで、ちょっと高いなと思いながら国内のショップで購入した。すごくきれいな状態だし、グリルのロゴもついているし、海外で買うよりリスクはないしというわけで。

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GUILD F-20

2010-04-01 00:33:04 | Other Guitars
突然アコギが欲しくなった。
今までも、もしアコギを持つとしたらこれかな、と思ったりしたことはあったが、実際に買うところまではいかなかった。
私がこれかな、と思っていたアコギはギルドのF-20。小振りでボディラインもセクシーでいいじゃないかと思ったし、やはりマーティンやギブソンは避けたところでとも思っていたわけ。

で、無性に欲しくなっていたタイミングで、60年代ギルドのF-20がわりと手頃な値段で見つかったので手に入れたのだったが、今回は一週間待ってみて売れ残っていたら買うということにしてみたのだった。そしたら売れ残ったので、これも何かの縁ということだろう。

ギルド・ギター・カンパニーは1952年の創業で、F-20は1956年から製造が開始された。私のF-20は1963年製。

買ったときに少し弦高を低くしてもらったせいか、弦がビビる個所があったので再調整。少し弦高が高くなってしまったが、弾けないほどではないし、ストロークすると気持ちよい。人生初アコギとしては申し分ない。
コメント (4)
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