Danelectro LEADER amp

2019-08-28 19:20:09 | Dano Amps


LEADERアンプは1950年代に製造されたもの。正面はクローバーのようにデザインされたグリルで、出力は10W。スピーカーは12インチのRola製。



背面には3つのインプットがあり、ボリュームとトーンのノブが1個ずつ。真空管は25Z6GT、25L6GT×2、6SJ7×2の5本を使用。

このアンプもクリーントーンが素晴らしい。
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Danelectro CADET 123

2019-08-20 20:57:52 | Dano Amps




ダンエレクトロのCADETは1960年代半ばに製造されたアンプで、CADETとは「士官候補生」という意味。その名の通り、サイズは縦41㎝、横38㎝、奥行14.5㎝と手頃なものである。出力も5Wほどで、6インチのスピーカーを搭載している。背面に2つのインプットと、トーンとボリュームのコントロールノブがある。真空管は35W4、50C5、12AU6の3本を使用している。正面は額縁のようになっている。

その出力やサイズから自宅用として最適、クリーントーンがよい。
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Special Series D Model 68(2)

2015-04-12 16:18:12 | Dano Amps


西田製作所に預けていたアンプ(スペシャルシリーズDモデル68)の修理が完了したと連絡があったので、引き取りに行ってきた。今回お願いしたのはトレモロの修理と電源ケーブルの交換で、トレモロが効かなくなっていたのはそれに関わる部品の劣化が原因とのことで、抵抗やキャパシタ、ポットを交換した。



このアンプの内部を見たのは今回が初めてだったが、予想以上に配線がごちゃごちゃしていたことや使用されているサンガモのキャパシタがとてもきれいな色だったことに驚いた。修理の経緯や修理後の試奏映像は西田製作所のブログに記事がある。

入手した時からトレモロが効かなかったので、今までこのアンプを使うことは実のところあまりなかったのだが、修理が終わり、完全な状態になって改めて使ってみると、古いアンプのいなたい味わいはやはりいいもので、いつまでも弾いていたくなる。
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Special Series D Model 68

2010-12-04 12:10:39 | Dano Amps




スペシャルはダンエレクトロの50年代のアンプ。出力20W程度で、12インチスピーカーが1発搭載されている。どこのメーカーのスピーカーかはわからなかったけれども、マグネットが小さいのが特徴。サイズはネット部分のせいで縦長に見えてしまうが縦43cm、横43cmで、奥行が21㎝。



使用チューブは6X5GT、6SJ7、6V6GT(×2)、12AX7(×2)となっている。今回私が手に入れたものはスペシャルの後期型になるのかな、初期型とは回路が若干異なっている。ネットで見つかる回路図は初期型のもので、たとえばチューブでも12AX7は使われてなくて、代わりに6SJ7になっていたりする。

50年代だとアンプは演奏者の前に置くのが一般的だったとのこと。当時のアンプのコントロール部が背面にあったのはそのためで、スペシャルのコントロール部も背面に配置されている。左側から見ていくと、電源のスイッチやヒューズがあって、次にVIBRATO(トレモロ)のSPEEDとSTRENGTHがあって、それからCHANNEL1と2の2つの入力チャンネルがあり、それぞれ2個のインプットジャックと、1Vol、1Toneとなっている。このトレモロ、かかりが浅い感じなのだが、「トレモロが深くてよい」といった評価がなされていたりもするので、真空管などの部品が劣化している可能性がある。

フルテンにすれば歪むし、それほど大きい音でもないので、自宅でもフルテンで鳴らそうと思えば鳴らせる。といってもマンションだときついだろうけどね。音はやはり古臭いブルースなんかやるのにぴったりな感じ。
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Nifty Seventy N-70B

2010-02-05 22:05:12 | Dano Amps
Nifty Seventyはベースアンプです。出力は15W、スピーカーは20㎝くらいのが1個。コントロールはLEVEL、LOW、MIDDLE、HIGHの4つ。
2本ほどベースを持っているので、本格的なものはいらないにしてもベースアンプが欲しかったのでした。このNifty Seventyはすでに生産が完了したものなので、なかなか見かけることが少なく、ebayにはわりと出品されてはいるのですが、アップトランスをかますのが面倒だったので、なるべく日本仕様のものをと思っていたので、今回入手できてよかったです。

このNifty Seventy、練習用アンプには違いないのですが、スピーカーが大きめのせいか、低音がズーンと響くので、ベースを弾いていると実感できてよいです。サウンドは昔っぽい、ボヤッとした感じで私の好みでした。ウォームなサウンドです。ハイゲインでブリブリいわしたい向きにはあまりおすすめできませんが。

ギターをつないでもいい感じです。まったり指弾きしてるととても気持ちよいです。
復活後のダンエレクトロが出したアンプはどれも素晴らしい。というわけで、並べて撮影してみました。左からNifty Seventy N-70B、HONEYTONE HT-50、Dirty Thirty N-30です。

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Hodad DH-1

2009-01-12 00:38:54 | Dano Amps
ダンエレクトロのミニアンプHodadを入手しました。これの購入については渡世の義理がどうしたこうしたと言った記憶がありましたが、そんなことは忘れました。早く手に入れたいという欲求が勝ちました。

このミニアンプは以前にも記したとおり、ワトキンスのドミネーターの外観を模したものです。箱の中身を出してみるとこんな感じです。黒くて穴の開いているものは、コントロール部を保護するためのウレタンです。





コントロール部は、左からInput、Tremolo、Echo、Tone、Gain、Volume(Off/On)となっています。TremoloとEchoはプッシュボタンです。ボディ側面にはアダプターのジャックとヘッドフォンのジャックがついています。



裏を見ると、こんな感じです。これにもあのかわいらしい電池が付属しています。上のほうに見える青い部分でTremoloのスピードを調節します。+のドライバーで回します。Echoは調節できません。

スピーカーは2発です。

こうした電池駆動のアンプは結局のところオモチャということになるわけですが、そのわりには悪くない音を出します。しかし、フルテンにすれば音が割れますので、ダンエレクトロの推奨セッティングでもVolumeは3時半くらいにおさえてあります。とはいえ、出力の低いピックアップを搭載したギターであれば気にせずフルテンもOKです。意外にサスティンもあって、いい感じです。
Tremoloはギターの音と分かれて鳴っているような感じですし、Echoはスラップ・エコーなのでしょうが、カラオケエコーみたいな感じです。Gainを最小にして使えばまあまあいけます。

推奨セッティングのネーミングがまた例によって意味不明で、歪ませるセッティングがSWEET POTATO PIE、クリーンにエフェクトを加えたものがPRIVATE INVESTIGATORとなっています。ダンエレクトロでは歪みをDirty Sweetと表現することがありますので、そこからの連想なんでしょうけど、PRIVATE INVESTIGATORとなると、私立探偵ということですから。まさか型番のDH-1でダシール・ハメットと結びつけてしまったとか?
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HONEYTONE HT-50

2008-11-05 01:57:38 | Dano Amps
このアンプは一昨日手に入れたばかりのものです。ハニートーンというと、今では目覚まし時計のようなおしゃれで可愛いコンパクトなアンプのことですが、もともとハニートーンといえばこれです。ダンエレクトロお得意の名称使い回しがここでも炸裂しております。

このHT-50もソリッドステートです。外観こそ違いますが、中身は以前紹介したDirty Thirtyのシリーズと同じだと思います。HT-50はNifty Fiftyと同じものでしょう。

出力は15W、スピーカーは8インチ。コントロールノブはOVERDRIVE、LEVEL、そしてBASS、MIDDLE、TREBLEとなっています。Dirty Thirtyではトーンコントロールは1つだけでしたが、3つになったことで、より多彩な音作りが可能となっています。特にTREBLEの効きが強力で、音がこもるということがないですね。HT-50はクリーントーンの音抜けの良さはもちろん、歪みがさらに増しており、ガレージ系には最適な汚い歪みも出せます。
サイズは幅34cm、高さ32cm、奥行き17㎝ほどで、Dirty Thirtyより一回りくらい大きい感じです。

いずれにせよ、このクラスのソリッドステートアンプとしては最高に近い水準にあると思います。老舗アンプメーカー、ダンエレクトロの名に恥じないアンプですね。
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DM-10

2008-11-02 03:14:24 | Dano Amps
ダンエレクトロがアンプの製造から始まったということであれば、ヴィンテージアンプも一つくらいは持っていたいと思ったわけですが、私は小さいアンプが好きなので、昨日紹介したCOMMANDOのような大きいアンプはさすがに所有したいとは思いません。家にあっても邪魔にならない手頃なサイズのアンプということで入手したのがDM-10で、これは1960年代半ばに製造されたものです。

このアンプのサイズは幅43cm、高さ40cm、奥行き17cmほどです。ヒュース&ケトナーのエディションブルーくらいの大きさなので、一般的には小型アンプということになるでしょうが、私は高さ30cm前後のアンプが好きなので、私的には大きいアンプということになります。

正面のパネルには2つのインプットとコントロールノブが4つあります。ノブはヴォリュームとトーン、そしてヴィブラートの強さと速さです。スピーカーはJENSENの8インチが1つ、真空管は12A×7が2つ、6V6GTが1つ、6×4が1つです。出力は5wほどです。コンデンサと電源ケーブルは新しいものに交換されています。

音は真空管らしい温もりがあります。ヴォリュームをフルアップさせれば歪みますが、やはり自宅で鳴らすには音が大きいです。ヴィブラート、というかトレモロも古くさい感じにかかります。まったりとした癒し系の音で、むしろ小さめの音量で楽しむのがよいかと。

高校生くらいの頃はアンプに求めるものといえばとにかく歪むということだけで、クリーントーンなどどうでもよかったんですが、この年になるとクリーントーンが気持ちよいかどうかのほうが、アンプの良し悪しを判断するには重要となってきました。
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Dirty Thirty

2008-10-21 01:54:18 | Dano Amps
一見するとフェンダーのチャンピオン600と間違えてしまいそうですが、ダンエレクトロのソリッドステートアンプです。このシリーズには3種類ありまして、Dirty ThirtyとNifty Fiftyはギターアンプ、Nifty Seventyはベースアンプです。これらのアンプも現在は生産を終了し、中古でたまに見かけてもすぐに売れてしまうのですが、私はたまたま入った中古楽器店で、一番小さいDirty Thirtyを運良く手に入れることができました。

名前は単に語呂合わせで特に深い意味はないと思います。通常、アンプの名前に数字が含まれる場合はワット数やスピーカーの口径あるいは数を示すはずですが、このアンプは30ワットではなく、10ワットです。高さ30センチに満たない小さいサイズの可愛いアンプですが、スピーカーの効率が良いせいか、大きな音も出せます。コントロールはDIRTY SWEET(GAIN)、LEVEL、TONEの3つです。

このアンプはクリーントーンの音抜けが素晴らしいのが特徴ですね。弾いていてとても気持ちが良いです。DIRTY SWEETを上げていくと歪んでいきますが、レトロなルックスにふさわしく、60年代的な歪みです。

ダンエレクトロの歴史をひもとけば、創設者のネイサン・ダニエルはエピフォンのアンプを作っていましたし、ダンエレクトロはそもそもアンプの製造から始まったわけです。実際、50年代、60年代にはチューブアンプを数多く製造しており、それらは今でもギターあるいはハーモニカ用のアンプとして根強い人気があります。

ダンエレクトロのギターを持っているのだからと、ついでに手に入れたアンプでしたが、このアンプのルックスとサウンドに魅了された私はますます深みへとはまっていくのでした。
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