動画で楽しむDano(64)

2010-06-25 01:35:37 | Dano Movies(洋)
Vivian Girls- Can\'t Get Over You @ UCI


ヴィヴィアン・ガールズ。キャシーが弾いているのがDEAD ON 67。
オルタナ、パンク、そして60年代ガール・ポップというトレンドはこのバンドの登場がきっかけということらしい。
今回記事にしたダム・ダム・ガールズ、ベスト・コースト、そしてヴィヴィアン・ガールズの3バンドの間には、ダンエレ女子というつながりだけでなく、ヴィヴィアン・ガールズの現ドラマーがベスト・コーストのサポートをしたり、結成時のドラマーが今はダム・ダム・ガールズにいるというつながりもあったりする。

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動画で楽しむDano(63)

2010-06-24 00:23:38 | Dano Movies(洋)
Best Coast- Sun Was High (So Was I) @ Synchronicity Space


前回に引き続き、ダンエレ女子USインディーズ編といった感じで続けてみたい。
ベスト・コーストはベサニー・コセンティーノとボブ・ブルーノのユニットで、ここでは二人ともUシェイプのギターを弾いている。ベスト・コーストの動画では、これがダンエレクトロのギターがよく見える。

ベサニーは子役だったそうで、ポカ・ホーンテッドのメンバーだったが脱退してベスト・コーストを結成、現在に至る。ダム・ダム・ガールズやヴィヴィアン・ガールズなどとサウンドの傾向は近く、ヴィヴィアン・ガールズのドラムがサポートで入っている映像もあったので、いろいろと交流はあったりするんだろうと思われる。
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動画で楽しむDano(62)

2010-06-22 01:30:38 | Dano Movies(洋)
Dum Dum Girls, Rest of Our Lives, Live, SXSW


オルタナ、パンク、そして60年代ガールズポップという組み合わせが定番化しているようで、このダムダムガールズもそうした傾向のグループ。この曲はヴェルヴェッツを思わせる感じではあるけれど、こういうのは好き。
Silvertoneの1448と1457、そしてDano63ベースと、シェイプは同じでもそれぞれちょっと違うギターを使っているのがいい。

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Dano解体新書

2010-06-21 18:20:56 | Dano Column
ダンエレクトロのDANE D3N12をリペアした過程を詳細に示したサイトを見つける。

http://dennysguitars.homestead.com/BrownsD3N12electronics1.html

DANE Dシリーズはダンエレクトロの後期モデルで、このサイトで取り上げられたのは12弦のD3N12。コーラルのスコーピオンとほぼ同じ仕様のもの。ピックアップが3つあり、それぞれのON/OFFスイッチもあり、マスターヴォリュームもあったりして、ダンエレクトロといえども、それなりに複雑な回路となっている。このサイトでは回路図も掲載されているし、画像も豊富なので、見る人が見ればよくわかる内容になっているのではないかと思われる。電装系をリペアするときには大いに参考になるだろう。

私は、音が出ないというような、よほどのことでもない限りはなるべく中を開けるようなことはしないことにしているので、中を開けてそれを画像で紹介するという機会はなかなかないのだが、このサイトの主のように、他の誰かがそうしてくれると大変助かる。
このDANE Dシリーズのように電装系を銅箔で包んでいないものであればまだいいが、銅箔でトータリー・シールデッドされているものについては、テープをはがして中を開くなんてことはしたくないのである。テープが劣化しているため、一度はがしたら二度とくっつかないからである。
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動画で楽しむDano(61)

2010-06-13 18:31:23 | Dano Movies(洋)
Stone Temple Pilots - Big Bang Baby (Video)


このストーン・テンプル・パイロッツのことはよく知らない。「Neptune Bound」の著者ダグ・タロックのサイトに「DANO MANIA FORUM」という掲示板があって、そこでもここと同じように、こんな人がダンエレクトロを使ってたよ、なんて書き込みがあったりするわけなのだが、そこで紹介されていたのがこの映像。
ギターがグリーンのU2を使っている。サイドテープはイエロー。このグリーンはエナメルっぽい光沢があって、なかなかいい色だと思う。

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動画で楽しむDano(60)

2010-06-12 18:01:33 | Dano Movies(洋)
David Lindley & El Rayo-X - Quarter Of A Man (Live at Reggae On The River)


デイヴィッド・リンドレー&エルラーヨ・エキスのライヴ映像。
この人はいろんなギターを使ってるけど、ライ・クーダーとならんで、いわゆるビザールギター再評価のきっかけをつくった人ということになっている。
テスコやグヤトーンといった日本のギターもこの人たちが使ったことによって、それまで粗悪で使い物にならないものとしてゴミ扱いされていたのが、一変したわけだ。

この映像でデイヴィッド・リンドレーが弾いているのはシルヴァートーンの1457。
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Silvertone 1451

2010-06-07 21:51:13 | Dano Guitars
Silvertoneのアンプ・イン・ケースは1962年から1969年まで生産された。
1967年にモデルチェンジされ、ソリッドボディでいわゆるホーネットシェイプのものになった。1ピックアップで18フレットのショートスケールのモデルが1451で、2ピックアップで21フレットのロングスケールが1452。

1451は1448と同じヘッドで、ボディはブラックに塗装され、シルバースパークルが施されている。電装系はすべてピックガードに取りつけられていて、コントロールは1Vol、1Tone。ノイズはほとんど気にならない。中を開けてないので確認していないが、きちんとシールドされているのだろうと思う。
アンプ・イン・ケース付属のギターはケースに収納して持ち歩いているとアンプ部が当たったり、ケースの縁が当たったりするので、ボディ側面に塗装のはがれや傷がついたものが多い。今回入手したものもそれなりに傷があり、あきらかにマジックインキのようなもので塗りつぶされている個所がいくつかあったが、まだましなほうかもしれない。



今回ついていたアンプ・イン・ケースは1451ではなく、実は1457で、8インチのジェンセンスピーカーがついている。しかし、コーンを見ると修正跡があり、穴も空いている。真空管はプリ部が12AX7、パワー部が6V6、トレモロ用に12AX7、レクチに6X4を使用する。Silvertoneの、いわば純正品がついているが、かなり痛んでいるように見える。出品者のコメントでも出音に問題があるようなことが書いてあったので、電源は入れず、音出しはしなかった。
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Pro1(2本目)

2010-06-01 00:42:29 | Dano Guitars
たまたまebayを見ていたらPro1が出品されていた。オークション終了も近いというのに安値のままだったが、私の持っているPro1よりもきれいな状態だったので、安く手に入れることができるならと思い入札したら落札できてしまったのだった。こうして2本目となるPro1を手に入れたというわけ。画像右側が今回手に入れたもの。

Dano PROを初めて見たとき、これはエレクトリック・ギター史上最もキュートなギターであると思った。その頃はダンエレクトロの歴史などほとんど知らなかったから、これはダンエレクトロらしさを残しながらも、現代的に、かつ大胆にデザインされた全く新しいギターだと思っていたのだった。

ところがネットでダンエレクトロのことをあれこれ調べていくと、Dano PROと同じシェイプでありながら、ボディがブラウンで、ヘッドの形も違っているものを発見した。これは何だと引き続き調べていくと、Pro1という、60年代に生産されたものであることがわかった。つまり、Dano PROは60年代に生産されたPro1のリイシューであったというわけだ。

このような斬新なデザインのギターをすでに60年代に生み出したダンエレクトロとは一体どんなギターメーカーであったのか。これを機に私はダンエレクトロに強い関心を抱くようになった。

ちょうどそうしたタイミングで私はオリジナルのPro1を運良く手に入れることができたのだが、リイシューとはまた一味違うオリジナルダンエレクトロのサウンドに触れ、気がつけばダンエレクトロ・ジャンキーとしてこのようなブログを立ち上げることになったという次第。

そんなわけで、私にとってPro1はダンエレクトロのギターの中でも特別な存在となっている。直線的できわめてシンプルなデザインはダンエレクトロのイズムの結晶であると思う。
ピックガードにすべて取りつけられた電装系もいたってシンプル。



しかし、実用的な側面から見れば問題がないわけではない。実質14フレットまでしか使えないというのはまあいいとしても、金属を折り曲げただけのブリッジはオクターヴの調整ができないため、そのままではチューニングが合わない。このためPro1はスライド専用ギターとして使用されることが多い。ブリッジの位置決めをやり直して新たに取りつければいいのだろうが、穴を開けなおさないといけないので、私はとりあえず、ナット溝を削ったり、ブリッジが弦の張力でネック側に引っぱられないようにネジ穴を埋めたりして、ずれを10セント以内にまで追い詰めた。

今回私が手に入れたものはブリッジが加工されていたが、弦高を低くすることを目的とした加工のようで、オクターヴのずれはさらに深刻化しており、6弦の12フレットでは40セントずれている。そんなわけで、2本のうち1本をフルオリで残し、1本はブリッジを改造してもいいかと思っている。ジム・ウィーダーがやっているように、弦を裏通しにし、テレキャスターのブリッジプレートを短く切り詰めたものを載せてみるのもいいかもしれない。
コメント (8)
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