![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/b7/796cc77ea2d693dfd7abfdd9b0fc14fa.jpg)
シルバートーンのアンプ・イン・ケースが登場したのは1962年のこと。その1年後くらいに仕様変更したモデルがこの1449となる。
18フレット、1ピックアップの1448に対し、1449は21フレット、2ピックアップとなっているが、黒にシルバースパークルが施されたボディやピックガードの形状は1448と同じまま。フレットが増えた分、1449のほうが背が高い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/67/4f8ec8c3705a7e6874fb3df30c5c96ea.jpg)
仕様変更はアンプにもおよび、出力が3Wから5Wに増え、スピーカーが6インチから8インチ、そして新たにトレモロが加えられた。
この1449、実は1963年の1年間くらいしか製造されなかったモデルなのである。その後すぐにレッドサンバーストの1457がアンプ・イン・ケースの2ピックアップモデルとなる。
1年間しか製造されなかったといっても、1449はそれほどレアというわけではない。もちろん1448や1457に比べれば目にする機会は多くはないけれども全然見つからないということもない。
私が今回手に入れたものはピックアップを切り替えるトグルスイッチが交換されていたり、フロントピックアップがコイル断線しているかのように音が小さかったり、状態はあまりよろしくない。この機会にダンカンのリップスティックを試してみるのも面白いかもしれない。