FAB D-8 600ms Delay

2010-11-30 21:02:28 | Dano Effects
FABシリーズのもう一つの新製品であるディレイを手に入れた。
FABシリーズにはすでにエコーと名づけられたショートディレイがあるのだが、おそらくはこのエコーを基にして、ディレイタイムを調節できるようにコントロールノブを加えたといった感じなんだろうと思う。ディレイタイムの可変幅は80msから600msまでで、今となってはたとえ激安ペダルとはいえ、800msや1000msくらいにはなっているだろうから、このペダルは他を圧倒する性能を備えているわけではないが、DELAY、TIME、REPEATの3つのコントロールでスラップエコーからロングディレイまで、普通に使用する分には可もなく不可もなくいけると思う。

ちなみにこのディレイも、TIMEつまみをグリグリ動かすと音のピッチが変わってウネウネさせることができるといった、ダンエレクトロのエコーやディレイが持っている特徴を受け継いでいる。

ダンエレクトロのエフェクターはCOOL CATシリーズに一本化されていくのかと思いきや、FABシリーズから新製品を出すなど、意外性のある商品展開をしてきたなというわけで。
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FAB D-7 Fuzz

2010-11-22 00:32:05 | Dano Effects
先日ダンエレクトロのFABシリーズにFuzzとDelayが新製品としてラインアップされたことを記事にしたけれども、もう日本でも買えるようになっていたので、とりあえずFuzzを買ってみた。

ダンエレクトロのファズというと、フレンチトーストは別として、肌理の粗いディストーションというか、歪みとしてはいい感じだけどあまりファズっぽくないという印象で、何がファズっぽいかといえば昔の国産ファズみたいなブーブーいうのをなんとなくイメージとして持っているわけなんだけれども、そうしたファズではなく、もうちょっとモダンな感じのサウンドで、飛び道具になるほどの強い個性はないがゆえに扱いやすいファズって感じがする。

このFABシリーズのFuzzもそういう傾向。VOLUMEとFUZZとTONEの3つのコントロールでシンプル。トーンを少し絞り気味にすればこもった感じの古臭いサウンドになるんで、ファズっぽくないと思いながらも録音したものを聴いてみたりすると、でもやはりファズっぽいところもあるね、と思ったりなんかしたりするわけで。

そういえばFABシリーズを買ったのは今回が初めて。
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動画で楽しむDano(69)

2010-11-08 00:53:47 | Dano Movies(洋)
Viva Voce! Anita Goes Wild :)


アニタ・ロビンソンは夫であるケヴィンとともに音楽活動をしていて、Viva Voceでは後期ビートルズを髣髴とさせるような感じのサイケなポップをやったり、Blue Giantではアコースティックな音楽をやったりしている。この映像ではダンエレクトロのダブルネック(バリ6)でソロを弾いている。
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キャロル・ケイとダンエレクトロ

2010-11-06 15:19:18 | Dano Column
Dobie Gray The In Crowd




前回、ダンエレ女子をあちこち探してみたわけだが、ダンエレ女子の元祖といえば、やはりキャロル・ケイだろうね。残念ながらダンエレクトロを抱えた画像は見つからず。

キャロル・ケイはLAのスタジオで活躍した伝説的なギタリスト&ベーシストで、ヴェンチャーズやビーチ・ボーイズ、ドアーズやザッパ、そしてモータウンなどなど1万曲を超えるレコーディングに参加した。
彼女には教育者としての側面もある。1969年にHow to Play the Electric Bassという教則本を著し、多くのミュージシャンがこの本でベースの弾き方を学んだといわれていて、キャロル・ケイがエレクトリック・ベースの奏法を確立したといっても過言ではない。

キャロル・ケイはレコーディングではフェンダーのベースをメインに使用していたが、ダンエレクトロの6弦ベースを使用することもあった。当時は低音を厚くしたり、ベースの音をくっきりさせるためにベースを重ねて録音することがよくあり、そうしたときにtwangyなサウンドという特徴もあって、ダンエレクトロの6弦ベースはよく使用されていた。ちなみに、当時エレクトリック・ベースは一般に「フェンダー・ベース」と呼ばれていたとのこと。ダンエレクトロの6弦ベースは「ベース・ギター」と呼ばれていたらしく、ベースではなくギターとして扱われていたようだ。

キャロル・ケイによれば、Sonny & Cherの「The Beat Goes On」やDobie Grayの「The In Crowd」ではダンエレクトロの6弦ベースを使用したそうだ。

元祖ダンエレ女子のキャロル・ケイであるが、残念なことに、ダンエレクトロについては「ダノは扱いにくい楽器で、仕上げも悪く、改造が必要だった」とコメントしている。グレン・キャンベルはその改造されたダンエレクトロの6弦ベースを借り、「ウィチタ・ラインマン」をレコーディングした。
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ダンエレ女子を探せ

2010-11-02 02:05:22 | Dano Girls


軽くて扱いやすいだけでなく、かわいらしくもマニアックなデザインのダンエレクトロは、女性ミュージシャンが使うには最適だと思っていますが、ここ数年ダンエレ女子が増えてきている感じなので、だのじゃん的にも嬉しいです。嬉しさあまってダンエレ女子をあちこち探してみました。すでに「動画で楽しむDano」で取り上げた人もいますが、今回見つけた画像をまとめてみました。

左列(上→下)
かおり(Shinowa) Bellzouki7010
田中未希(BARBARS) Shorthorn 3412
yukke(tRIObANDdESITOL)56U-3
椎名林檎(発育ステータス)58Longhorn bass
Dearbanana Convertible

真中(上→下)
木根珠美(ex melt 潮騒)59DC
ぼぶサチコ(ex the MODERN GIRL's)Dano 63
COCO (The Let's Go's)59DC
Chiggy(Les Cappuccino)Longhorn 4423
湯川潮音 Dano PRO

右列(上→下)
西岡りえ(ex The Pata-Fla-Fla)58Longhorn bass
西岡由美子(Americo) Shorthorn 3011
YOSHIMI(Boredoms OOIOO)56U-3
小林さわごん(俺の海 ヒマワリさん)DC-BASS
ヨーコ(住所不定無職)Double Neck 4-6
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