動画で楽しむDano(85)

2001-04-27 - R.E.M. - Imitation of Life (Live @ TOTP)


※9月23日にアップした記事を手違いで削除してしまったため、ついでに本文も書き直して再びアップ。

9月21日に解散したR.E.M.
結成が1980年ということなので、私は高校生の頃からその存在は知っていたし、アメリカの大学生を中心に聴かれているなどといった話もあって、当時「産業ロック」と揶揄されていたものとは違う傾向のグループなのだな、と思っていたものの、夢中になったりすることもないまま、申し訳程度にベスト盤を１枚所有するのみといったありさまなのだが。

ギターのピーター・バックといえばリッケンバッカーのイメージがあるが、「Reveal」をリリースした頃はダンエレクトロの12弦を使用していた。この映像のバイオレット・スパークルのほかにブルー・スパークルの、合わせて２本を所有しているそう。

Dangerous Curves

ギターの歴史をたどれるような本が１冊くらいは欲しいな、と思って見つけたのがこれ。



ボストン美術館が出した「DANGEROUS CURVES THE ART OF THE GUITAR」は美術館が所蔵しているギターを通じて、バロック期から現代に至るギターの歴史を豊富な画像でたどる、というもの。

複弦５コースのものからリラやハープとかけあわされたミュータントなギターたち、そしてもちろん、現在までに多種多様なデザインが生み出されてきたエレクトリック・ギターたちも、夥しくその危ない曲線の魅力で私を誘惑するのだった。

この本を買ってから発見したのだが、実はボストン美術館のサイトにほぼ全容がアップされているのである。ということはつまり、この本を買わなくてもよかったんじゃないかという気にもなったりするわけで。

だのじゃん的にはもちろん、こうしたギターの歴史をたどる本の中で、ダンエレクトロのギターがどのように扱われているのかが気になるというのもあったのだが、しっかりとブロンズフィニッシュのショートホーン3012が掲載されていた。

ダンエレクトロのギターについてはそのデザインや使用する材についてのオリジナリティや廉価なギターを通販で販売したことで、多くの人にとっての「初めてのギター」になったことなど記されている。

SITAR SWAMI T-Shirt

ダンエレクトロのシタール・シミュレーターである「SITAR SWAMI」はその筐体に、ヒンドゥー教の僧侶を思わせるようなひげをはやした男のイラストがあしらわれている。使えないエフェクターの代名詞的存在である「SITAR SWAMI」が人気機種でもあるのは、そのイラストが醸し出すとぼけた味わいのゆえだろう。

そんなわけだから、このスワーミーなイラストがＴシャツにプリントされるのも当然といえば当然のこと。とはいえ、そうしたＴシャツが実在し、販売もされているのだと知ったときの衝撃はかなりのものであったことも確かで、だのじゃん的に、とにかくすぐにでも手に入れなければならない、と頭に血が上り、サイズのセレクトをするのを忘れてオーダーしてしまった私であった。



Hipster Teeで購入。