動画で楽しむDano(118)

STS - Train Sessions - Thurston Moore - Schizophrenia


電車に揺られながらの演奏。時折車窓からの景色が挿入されるなど、映像的にもなかなか趣きのあるものになっていて、いい感じ。

サーストン・ムーアがソニック・ユースの「スキゾフレニア」を演奏しているが、いつものジャズマスターではなく、シルヴァートーンの1452を弾いている。

動画で楽しむDano(117)

Beach Fossils - Youth @An Club - Athens 2013


ビーチ・フォッシルズはダスティン・ペイジュールのソロプロジェクトとして2009年に始まった。ソロプロジェクトだけどバンドというスタイルは最近のトレンドなんだそうだ。また、80年代の英国ロック風のスタイルも最近のトレンドなんだそうだ。

いずれにしても、この映像で特筆するべきはベースで、なんとダンエレクトロのHawkベースなのである。これは確かに昔のカタログに掲載されてはいるのだが、実際に目にする機会はほとんどない、かなりレアなブツである。

実は今年の１月ごろ、HawkベースがGbaseにアップされているのを発見し、ここで会ったが百年目とばかりに、すかさず在庫確認のメールを送ったのだったが、店の方からは何の返事もなく、結局手に入れ損ねてしまったのであった。

動画で楽しむDano(116)

William Tyler - "Cadillac Desert" at Grimey's, 3/19/2013


ウィリアム・タイラーはナッシュヴィル生まれで、父親はソングライターのダン・タイラーというのだから、音楽的には恵まれた環境で育ったと思われる。

彼はラムチョップやシルヴァー・ジューズのギタリストとして知られているけれど、ソロ活動もしていて、すでに2枚ほどアルバムをリリースしてもいる。

カントリーを基盤としつつも、エフェクトを駆使して楽曲に空間的なひろがりや多様な色彩感をもたらす彼のギタースタイルは、カントリーのオルタナティヴな可能性を開いていくものでもあるわけだが、彼のギターだけを聴いている限りでは、そこにいささかの物足りなさを感じてしまうのも確かで、やはり歌のバッキングでこそ生きるタイプのギターなのだろうな、と思ったり。

この映像で彼が弾いているのはジェリー・ジョーンズの12弦。