ダンエレクトロにはいくつかエフェクターのシリーズがあるが、なかでもMINIシリーズが最も種類が豊富で、エフェクターの定番アイテムはもちろん、往年の名機をコピーしたものもある。50年代、60年代のサウンドの再現がコンセプトなのかと思えば、ヘヴィ・メタルへの目配りもしていて、ヴァラエティに富んだラインアップが面白い。
このシリーズはDJ-1のオーヴァードライヴからDJ-25のクロマチック・チューナーまであるのだが、実はDJ-18とDJ-19、そしてDJ-23に該当する機種がないのである。ネットで検索しても出てこないので、製品化されたがすぐに廃番となったということではないと思う。はじめからそれらの番号が飛ばされてしまったようなのである。なぜ飛ばされてしまったのか、MINIシリーズの謎というのはこのことなのである。
日本では4、欧米では13というように、不吉な数字として忌避されるものがあるが、18や19、あるいは23という数字に何か不吉な意味合いがあるとも思えない。また、プロスポーツで優れた名選手が引退する際、背番号を永久欠番とすることがあるが、スポーツ好きのアメリカ人ならそれにあやかることもあるのではなかろうか、と思い調べてみると、確かに23はマイケル・ジョーダンの背番号で、シカゴ・ブルズではそれを永久欠番としているわけだが、いずれにせよ、永久欠番にあやかるなんていうのはもとよりありえない話だろう。
簡単に考えるならば、MINIシリーズを出すにあたっては、それまでダンエレクトロで出していた大きい筐体のエフェクター群をより小さいサイズで出すという意向もあったはず。であるとするならば、大きい筐体のシリーズにはあっても、MINIシリーズにはないものを拾ってみればよいということになる。
大きい筐体のシリーズにはあって、MINIシリーズにはないものといえば、
・SITAR SWAMI(シタール・シミュレーター)
・BACK TALK(リヴァース・ディレイ)
・FREE SPEECH(トーキング・モジュレーター)
の3つがある。
この3つのエフェクターをMINIシリーズにラインアップするつもりだったと仮定すると、MINIシリーズのDJ-17はディレイであり、DJ-20はロータリー・スピーカー・シミュレーターであることから、DJ-18はリヴァース・ディレイ、そしてDJ-19はシタール・シミュレーターにするつもりであったのではないか、と考えることはできそうだし、DJ-24がオート・ワウであることからDJ-23はトーキング・モジュレーターにするつもりであったのではないかと考えることもできそうである。
実際はそうならなかったわけであるが、小さいサイズに回路が収まりきらなかったのか、いくつか原因は考えられそうだが、案外とぴったりくるネーミング、つまり食べ物の名前が思いつかなかったことが最大の原因だったりするかもしれない。
と、あれこれ妄想を繰り広げてみたというわけ。
このシリーズはDJ-1のオーヴァードライヴからDJ-25のクロマチック・チューナーまであるのだが、実はDJ-18とDJ-19、そしてDJ-23に該当する機種がないのである。ネットで検索しても出てこないので、製品化されたがすぐに廃番となったということではないと思う。はじめからそれらの番号が飛ばされてしまったようなのである。なぜ飛ばされてしまったのか、MINIシリーズの謎というのはこのことなのである。
日本では4、欧米では13というように、不吉な数字として忌避されるものがあるが、18や19、あるいは23という数字に何か不吉な意味合いがあるとも思えない。また、プロスポーツで優れた名選手が引退する際、背番号を永久欠番とすることがあるが、スポーツ好きのアメリカ人ならそれにあやかることもあるのではなかろうか、と思い調べてみると、確かに23はマイケル・ジョーダンの背番号で、シカゴ・ブルズではそれを永久欠番としているわけだが、いずれにせよ、永久欠番にあやかるなんていうのはもとよりありえない話だろう。
簡単に考えるならば、MINIシリーズを出すにあたっては、それまでダンエレクトロで出していた大きい筐体のエフェクター群をより小さいサイズで出すという意向もあったはず。であるとするならば、大きい筐体のシリーズにはあっても、MINIシリーズにはないものを拾ってみればよいということになる。
大きい筐体のシリーズにはあって、MINIシリーズにはないものといえば、
・SITAR SWAMI(シタール・シミュレーター)
・BACK TALK(リヴァース・ディレイ)
・FREE SPEECH(トーキング・モジュレーター)
の3つがある。
この3つのエフェクターをMINIシリーズにラインアップするつもりだったと仮定すると、MINIシリーズのDJ-17はディレイであり、DJ-20はロータリー・スピーカー・シミュレーターであることから、DJ-18はリヴァース・ディレイ、そしてDJ-19はシタール・シミュレーターにするつもりであったのではないか、と考えることはできそうだし、DJ-24がオート・ワウであることからDJ-23はトーキング・モジュレーターにするつもりであったのではないかと考えることもできそうである。
実際はそうならなかったわけであるが、小さいサイズに回路が収まりきらなかったのか、いくつか原因は考えられそうだが、案外とぴったりくるネーミング、つまり食べ物の名前が思いつかなかったことが最大の原因だったりするかもしれない。
と、あれこれ妄想を繰り広げてみたというわけ。