ぶちぶちワンコの日記

ダルメシアンと暮らすOLの徒然なる日記

就活生にモノ申す30

2008-05-27 11:58:28 | 人事のつぶやき
辞退するのなら

選考に進んでいる企業に辞退の連絡するのは、やっぱり気まずいですよね・・・。
でも、私の就職活動時代よりかは、学生にとって企業にモノを言いやすい環境だとは思います。
選考途中であれば、メールでもOKな企業も多いですし。
当時は電話か直接出向くのが基本とされておりましたから。
まあ、今でも内定辞退となれば、お詫びに伺うことを期待されることもあると思います。

当時の逸話としては内定辞退のお詫びに企業を訪問したら、担当者にラーメンを頭からぶっかけられたという話も聞いたことがありますが・・・。

気が重いでしょうが、辞退の連絡はやはり早急にキチンとされるべきですね。
選考途中の段階であれば、特に非難されるということもないと思います。
アナタの抜けた分、他の方がチャンスを得られますし、辞退の意思表示さえしていれば、企業側もそれ以上、追いかけてこないですので。

ただ、内定承諾後に辞退する場合は、相当の覚悟が必要です。
おそらく、企業側は事前に意思確認をしているはずですので、その時に“行きます!”と断言し、印鑑を押していたのなら、企業も怒ります。
相当の理由がない限り、責められる可能性は避けられないと思います。

やはり、迷いがある場合はその旨を正直に伝えた方がいいと思います。
企業によっては、他の選考を受け続けるのならば、内定は出さないというところもあるでしょうが、内定が出るところまで残った方ならば、多少猶予を与えてくれるはずです。
折角時間と労力とお金を費やしてきた方に、“あ、そう。じゃ、いらない”と即答することはないと思いますよ。
企業もアナタの気持ちや事情を事前に聞いていれば、辞退する場合も、理解を示してくれるでしょう。

とりあえず、ケンカ別れだけは避けましょう。
後々の社会人生活の為にも、誠意ある対応は必須です。

というのも、自社の人間だけと仕事ができるわけではないからです。
かってアナタが蹴った企業が勤める企業のクライアントである場合もあります。

現状付き合いがなくても、そうなる可能性は常にありますし、合併するかもしれないし、どこでどう出会うか分かりませんから。

企業というのは利益を求めるモノですので、過去のアナタの行状で有益な取引がフイになるようなコトがあれば、その責任を負わされることもあるかもしれません。

内定承諾後の辞退は基本NGですが、やむを得ず辞退する場合は、できるだけ良い関係で終われるように努力しましょう。
怖いのも嫌なのも一時のことです。
その後の社会人人生棒に振るよりよっぽどマシですよ。


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