ぶちぶちワンコの日記

ダルメシアンと暮らすOLの徒然なる日記

就活生にモノ申す28

2008-05-23 12:32:22 | 人事のつぶやき
電話の向こう側で
企業側が学生さんに電話で連絡する場合、どうしても日中の時間帯が多くなるので、学生さんの方も授業や就職活動中で電話に出れないこともあると思います。
そういった場合、学生さんの方から折り返し企業に連絡をされることも多いと思います。

学生さんから見れば、向こうがかけてきたのだから、こっちからかけた場合、すぐに分かってもらえるだろうと思われている方もいらっしゃると思います。
だから苗字だけ言われる方も多いですし、“電話あったんですけど・・・。”
とこちらが分かるだろうという感じでかけてこられる方がいらっしゃいます。

でも、それじゃこっちは分からないのです・・・。

小さい会社で一人で限られた人数のTELかけをしている場合はそれでも分かりますが、あっちこっちの地域・複数の職種の選考を同時にやっていると、一気にたくさんの学生に複数のスタッフが電話するので、結構特定するのに時間がかかったりすることもあるんですよね・・・。

アナタが電話口でイライラとお待ちの間、こっちではどうなっているかと言いますと、
例えば次回の選考日程の連絡の場合、

まず、名前と学校名で電話した担当者を探し、どこのエリアのどの職種か調べ、次にリストなり、PCなりでその人の個人データを出し、その人がどういう状況なのか確認して、ついでに選考予約の空き状況も確認してやっと
“お待たせしましたぁ”ということになるんですよね。

複数の部署で同じ電話回線を使っている会社だともっと時間がかかるかもしれません。
以前に別の会社の採用活動をしている時は、一般のお客様も時々同じ電話にかけてこられるので混乱することもありました。

こっちがかけた直後とかだと割合直ぐに対応できるのですが、翌日以降とかだともう忘却の彼方に。

そういう点、変わった名前の方は記憶に残りやすいので得かもしれません。
まあこちらとしては、かけた時に出ていただけるのが一番ありがたいのですが、こればっかりは仕方がありませんのでね。

学生さんの立場では電話よりもメールの方がいいと思われるかもしれませんね。
仕事する立場でもWEB上で学生に自分で予約させたり、一方的にメールで日時を通知する方が楽です。

でも予約が偏ったり、無断欠席をされるリスクが高くなるというデメリットがあるんです。
他部署のおえらいさん等を面接官に呼んでいる場合は、そちらのご機嫌も損ねないようにしないといけません。
つまりすぎても、空きすぎてだめなんです。

面接時間がポッカリ空いてしまったりすると、“こっちが忙しいのに時間作ってきているのに!”という気持ちになりますよね。

さすがに怒って帰ってしまわれるということはありませんが、人事はあの手この手でご機嫌を取らないといけません。
そういう立場なんです・・・実際採用担当って。



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