goo blog サービス終了のお知らせ 
不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

小説家、反ワク医師、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、反ワク医師、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

天皇の先祖はエタ非人

2017-08-16 03:48:19 | 考察文
天皇の先祖はエタ、である可能性がある。

まあ、エタでなくても、百姓の子かもしれないし、足軽の子かもしれないし、山賊の子かもしれない。

それは、わからない。

奈良時代は、特に、天皇の権力闘争が激しかった。

平安時代の藤原道長にしたって、そうである。

天皇は、男系継承だから、天皇の妻、皇后、に、男の子が生まれてくるのを、切に、望んだ。

それは、今の悠仁親王にしたって、そうである。

そうすれば、天皇の権力を握れるからである。

昔は、女が妊娠した時は、生まれた時に、初めて、赤ん坊の性別が、男か女か、わかった。

産むまでは、わからなかった。

摂関政治としてしては、権力を握るためには、男が生まれてくることを、切に望んだ。

そこで。女の子、が、産まれた場合、急いで、使者を、エタに行かせ、エタの、男の赤ん坊、を、もらってきて、天皇が産んだ女の子と、交換させた、ということは、十分にあり得ることだ。

皇后が、天皇以外の、男と寝て、妊娠した可能性だってある。

むしろ、125代、男系が続いてきた、ということの方が、はるかに不自然だ。

昔は、DNA鑑定なんて、なかったし、今は、あるけど、怖れ多くも、天皇のDNA鑑定、をするなんて、不謹慎なので、宮内庁はしない。



法律の原則は、「推定無罪」、である。

つまり、「確かな証拠がなければ、決めつけてはいけない」、ということである。

学問でも、そうである。

そして、それは、極めて当たり前のことである。

だから、天皇の血統が、正しく伝承されてきた、なんて、全く言えないのである。



竹田恒泰氏は、天皇の男系継承は、性染色体のY遺伝子、ということの重要性を、さかんに言っている。

しかし、天皇に、女の子が生まれた場合、赤の他人の、男の赤ん坊とすり替えた、可能性が否定できない以上、そして、DNA鑑定、をしない以上、そんなこと、血統の間違いない証明には、何の役にも立たないのである。



この人間の心理。

たとえば、正月などで、神社、や、寺、で、人々は、手を合わせ、祈る。

荘厳な、神社、や、寺、の建て物、に、人々は、畏怖の念を感じてしまう。

しかし、何が祀られているか、ということは、人々は、知らない。

しかし、祀られている、本尊は、大したことがないことの方が多い。

人々もそれを、知りたいとは、思わないのだ。

知らないと、その神秘性から、想像力が高まってしまって、きっと、ご本尊は素晴らしいものだ、と、思ってしまうのである。

だから、知らない、ということが、信仰心を高めるのである。

実質は、どうでもいいのである。

そういう軽率さ、が人間にはある。

軽率、という言葉は、必ずしも適切ではない。

人間の、信仰心、とは、そういうものである。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする