小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

プロ野球は怪我が起こって当然のスポーツである

2017-08-26 11:00:30 | 武道・スポーツ
プロ野球は怪我が起こって当然のスポーツである。

野球は、ピッチャーにせよ、バッターにせよ、瞬発力の運動である。

もちろん、体重移動、腰の回転、などの、全身の肉体の使い方、技術が大切である。

しかし、それと、同時に、バッターでは、飛距離を出すためには、体重が多い方が有利なのは、いうまでもない。

なので、プロ野球選手は、たくさん食べ、体重を増やす。

相撲取り、と、同じようなものである。

腹の出ている選手も多い。

実際、プロ野球選手では、90kg代、さらには、100kg、を超す選手はザラにいる。

しかし、野球選手は、ホームランでない限り、打ったら、全力で走らなけばならない。

盗塁にせよ、守備にせよ、全力で、走らなければならない。

腹の出た、重い体で、全力で、走れば、当然、肉離れ、など、体に無理がかかる。

打つ時だけ、デカい体で、走る時は、短距離走の選手の肉体に、変わることなど出来ない。



高校野球の場合は、育ち盛りで、体重も、70kg代くらいだろうから、バッティングなどの瞬発力の運動も、全力疾走も、両方しても、体に無理がかからない、から、怪我も起こりにくい。

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世界新記録は百害あって一利なし

2017-08-26 10:25:15 | 武道・スポーツ
スポーツでは、世界新記録が出ると、(僕いがいの)全ての人が喜ぶ。

これが常識。

しかし、私は、世界新記録は百害あって一利なし、だと思っている。

その理由。

人間の肉体、(身長、体重、運動能力)、は、時代が進んだからといって、向上するわけではない。

短距離走にしろ、水泳にしろ、全てのスポーツで、世界新記録が出ると、その世界新記録をさらに上回るためには、より、タイムを縮めなければならない。

そのためには、より、ハードな練習、肉体の酷使、が必要になる。

つまり、肉体に、負荷をもっと、もっと、かけなくてはならなくなる。

当然、筋肉、靭帯、腱、に、激しい負荷がかかる。

当然、怪我が多くなる。

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