小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

レーシック手術

2015-10-31 08:27:05 | 医学・病気
レーシック手術で強度の眼精疲労などの後遺症が生じたとして、患者が2つの病院側に損害賠償を求めている裁判で、新たに患者9人が東京地裁に集団提訴しました。この裁判は、東京・港区の「品川近視クリニック」と「錦糸眼科」でレーシック手術を受けた患者が、「事前に医師から後遺症について十分な説明が無く、術後に強度の眼精疲労や痛みなどの症状がでた」として、病院側に損害賠償を求めているものです。

(TBS系(JNN) 10月31日(土)4時56分配信)

私も、以前、錦糸眼科で、レーシック手術の手伝いを、アルバイトでしたことがあるんだよね。一週間ほど。

私はネクラだけど、院長の、矢作徹氏は、私が、仏教のことを知っているものだから、そして、矢作徹氏は、仏教に強い関心を持っているものだから、アルバイトで、採用されたんだけどね。

まさに、芸は身を助く。だった。

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空手より柔道の方がケンカに強くなれる

2015-10-31 05:44:35 | 武道・スポーツ
ケンカに強くなりたい、と、思っているのなら、空手より柔道の方を習う方がいい。

多くの人は、その逆で、柔道より空手を習った方が、ケンカに強くなれると、思っているのでは、ないだろうか?

しかし、私の考えでは、それは違う。

なぜか。

確かに、空手は、達人になると、試割りで、コンクリートブロックや、レンガ、など、(大山倍達は、ビール瓶)などを、割れるようになる。

あの、試割り、を見ると、空手の破壊力に驚き、空手の方が、ケンカに強くなれると、勘違いしやすい。

それに、ケンカでは、ルールがないから、ケンカになると、相手の顔を殴る、攻撃が、ほとんど、と、なるからだ。

私が、尊敬する、空手家の、南郷継正氏も、そう勘違いしている。

しかし、私の考えでは、「空手より柔道の方がケンカに強くなれる」である。

その理由。

フルコンタクト空手の、試合を見れば、わかるが、人間を殴ったり、蹴ったりしても、コンクリートブロックや、レンガ、のようには、人間は、きれいに、壊れてはくれない。

それは、サンドバッグを蹴り破れないのと、同じ理由で、人間の筋肉は、柔らかいから、殴ったり、蹴ったりしても、筋肉が、その威力を吸収してしまい、また人間は、動き、ガードするからである。

エネルギーは、力積=F(力)×T(力を加えている時間)である。

だから、これは、野球のバッティングでは、いえる。打った球の飛距離が伸びるかどうかは、力積によって決まる。

しかし、試割りで、コンクリートブロックや、レンガを割ることが出来るのは、それが、剛体であって、瞬間的な、F(力)を大きく出来るから、割れるのである。

プロ野球でも、木製のバットを折ってしまうことも、あるが、あれは、瞬間的な、F(力)が、大きい時である。

つまり、空手のパンチ、キックでは、人間と戦う時には、サンドバッグを殴ったり、蹴ったりするのと同様、瞬間的な、F(力)を大きくすることが出来ないのである。

殴ったり、蹴ったりしても、よほど、きれいに決まってくれないと、相手の痛覚を刺激するだけで、相手は、ノックアウトされない。のである。

一方、柔道では。

相手を倒す、ことが、メインの戦いである。一本背負いのような、派手な技でも、大外刈りのような、足技でも、相手を倒す、ことが、目的である。

試合では、畳の上であるが、ケンカでは、アスファルトとなる。

相手を地面に倒して(叩きつけて)しまった方が、相手の体重が、地面に叩きつけられるから、そのダメージは、パンチ、キックの、ダメージより、はるかに大きいのである。

そして、格闘では、相手を倒してしまった方が、圧倒的に有利なのである。

そして、柔道では、パンチ、キックは、ルールで禁止されているから、使わないだけであって、人間は、元々、人間を、殴ったり、蹴ったりすることは、殴り方を習わなくても、出来るのである。

それと、もう一つ。重要なことがある。それは、柔道では、練習でも、試合でも、絶えず、相手をつかみ、思い切り、力の限り、揺さぶる、ということをしているから、それが、腕力、腹筋、背筋、足腰、を強くしているのである。一方、空手では、それが無いのである。

だから。「ケンカに強くなりたかったら、空手より柔道を習った方がいい」のである。

と、私は思う。

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