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小説家、反ワク医師、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、反ワク医師、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

数学勉強法

2008-09-18 00:36:49 | 考察文
数学勉強法
数学の正しい勉強法を書いておこうと思う。
ではその前に数学の悪い勉強法を書いておこう。悪い勉強法をしない事がいい勉強法をすることにもつながるからだ。数学の悪い勉強法とは。それは、多くの生徒がやっていると思われる一般的な勉強法である。つまり、参考書や問題集で問題文を読み、自分で考え、その後、参考書に書かれている解き方を見る、というやり方である。これは、一番、悪い勉強法である。では、いい勉強方とは。それは、まず問題文を読み、次に考えずに解き方を見る。そして参考書の解き方を覚えてしまう。それを何回も繰り返し、問題文を見ただけで解き方が、一瞬でわかるようにする。という方法である。問題集は厚いものより薄いものの方がいい。そして、一冊の問題集を解き方の所を隠しパラパラめくることによって、一分以内で全部、問題を見ただけで解き方がわかるようになるまでにしてしまう。それが正しい数学の勉強法である。
なぜ問題文を読んでから自分で考えてはいけないか、というと。
数学には解き方がいくつかある。自分で考えて解いてしまうと、その解き方が頭に定着してしまう可能性があるからだ。そして、自分で考えた解き方は、たいてい参考書の合理的な解き方より、回り道があるからだ。問題には解き方に一つのキーポイントがあるのである。
では、次に考えずに丸覚えしたら、思考力が鍛えられないのではないか、という疑問が起こるかもしれない。しかし、それは間違いである。一通り、数学の参考書を全部、覚えてしまうとする。この時、あらゆる問題に対する解き方のストックが頭の中に出来るのである。人間は、何もヒントが無くとも、そもそも考える能力を持っているのである。だから未知の問題を見た時、頭にストックがあれば、それを使って考えることは簡単にできる。この時、普段の勉強で自分で考えて解いていると、考え方が、そっちの方に引っ張られやすいのだ。
実際に自分で問題を解いてみるのは、一通り参考書を覚えた後、模擬試験や志望校の入試試験の過去問でやればいいだろう。

これは何も数学に限った事ではなく全ての学科の勉強法で言える事である。
つまり、理解してから→暗記、ではなく、わけがわからなくてもまず暗記してしまうのである。暗記しても忘れるから繰り返し暗記しなくてはならない。そして、勉強が進むにつれて、わからなかった所の理屈もわかってくるようになるのである。

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