ぼちぼち再始動とはいうものの、今日は書くほどの学習もしていませんので、つなぎというわけではありませんが、少々固い話。
昨日、僕が英語の学習を続けているのは、『自己満足』だ、と書きましたが、もう少し副産物もあります。
英検1級のエッセイ的に(パターンをご存じでない方はすみません。)書いてみます。
テーマ: 英語の習得について、是か非か。
キーワード: 情報、多様性、主体性、コスト、学習に要する時間、満足感から3つ選んで用いること。
(是、の方向で書いていきます。)
いきなりイントロもなく、ですが、世界の中で、日本語で流通している情報量は100分の1程度といわれています。英語では約40%だといわれています。やはり日本語は日本人+アルファの人しか解さないので、不利ですね。僕が学生のころから、英語はこれから重要だ、必須スキルだと言われていましたが、それから数十年たっても、状況はあまりかわりませんね。英語を使わなくも日本で暮らしていくには、何の不自由もありません。
しかし、これから10年後はどうでしょうか?ネット上で数秒のうちに情報が世界中に飛び交い、i Pod を発端にして、情報端末のツールもずっと安く、イージー・アクセスになり、今よりもさらに大量の情報が行き交うようになるでしょう。その中で100分の1の情報しか得られない、というのはやはり不利ですし、バイアスを生みます。
現在の日本の情報の大部分はTVから来ていますが、地球規模からみると非常に偏った、親米国寄りの、短期的な視聴率狙いの報道がほとんどで、見続けていると知らず知らずのうちに偏狭で、バイアスがかかったモノの見方になっていきます。短期的というのは、北京オリンピックの時は中国のチベットやウイグルの弾圧をしきりに報道していましたが、今もこのテーマを追い続けているTV番組はありません。ハイチの大地震はついこの間のことですが、もうほとんど報道されなくなりました。
親米的というのは、9/11 以来、イスラム原理主義→テロ→悪だという構造が米国とそれに追従する日本のマスコミで報道されましたが、米国がイラクを占領しても、核兵器はついに出てこず、今はアフガンで泥沼状態です。その間に多数の民間人が誤爆で亡くなりましたが、米国は一度も謝罪していませんし、日本ではイラクもアフガンも全く報道しなくなりました。
その当事者の米国や、欧州では、多種多様な議論や批判が出ており、また長期的な視点でテーマで中国やハイチの構造的問題やを追いかけたニュースや記事もありますが、日本のメディアを通して、日本語では、そういう情報に接することはほとんど出来ません。
英語ができれば日本語で手に入る情報の約40倍の情報に接することができます。
情報端末とインフラの整備により、その量は今後10年のうちに加速度的に増えていくでしょう。
偏向した情報ではなく、色々な角度からの多様性のある情報を手に入れることができます。
(少々長くなってきましたので、続きはまた明日(たぶん)。今日はキー・ワードに情報と多様性を使いました。明日は、主体性です。)
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