梅雨入り前の晴れた週末です。
さて、先週も日大のアメフトの試合での危険タックルに端を発する騒動で、もちきりでした。
僕は、日大からの回答書を受けての関西学院と被害者の父親の記者会見、関東アメフト学生連盟の処分の記者会見など、ユーチューブで全て見て、お蔭で英語学習の時間はほとんどなかった。関東学連の処分は誰が考えてもまっとうで納得性があり、被害者の父親も日大反則タックルの選手の告訴を辞めて実費だけの30万円の示談にしたのは、これもまっとうです。(日大の監督とコーチへの告訴は取り下げませんが。)
あとは警察の捜査と日大第三者委員会の調査結果を待つという状況で、日大全体の体制批判はあるものの、この問題も沈静化していくと思います。
ということで、あまり英語学習の時間は取れませんでしたが、『TIME』5月28日号を全ページ読了しました。1週間遅れです。
カバー・ストーリーは次世代のリーダー、ということでそのうちの一人に表紙のアリアナ・グランデが取り上げられていました。
早いもので、もう一年も経ってしまいましたが、去年の5月22日、アリアナ・グランデがイギリスのマンチェスターでのコンサート中にテロが発生し、22人が死亡、数百人がケガを負わされるという事件がありました。
アリアナ・グランデは事件当初は人前に出たくないほど落ち込んだといいますが、「もし私がなにもしなければ、事件に巻き込まれた人の死が無意味になってしまう。」と、事件からわずか半月後にマンチェスターで追悼コンサートを企画します。
事件直後のマンチェスターでのコンサートであり、アリアナは聴衆が集まってくれるか心配だったそうですが、ジャスティン・ビーバーなど、趣旨に賛同する他のミュージシャンの参加もあり、5万人もの聴衆が集まり、大成功。コンサートの収益の1,200万ドルは被害者に寄付しました。
もう一つの興味深かった記事は、ハワイ州選出のアメリカの上院議員、メイジ―・ヒラノについてです。ヒラノという名からわかるとおり、彼女は日系移民(日本で生まれてハワイに移住した移民一世)です。移民一世として唯一の上院議員であり、すでに70歳でステージ4の腎臓ガンを患っていますが、ワシントンでトランプ政権の移民への締め付け政策を聞いて、「アメリカは移民によって偉大になった。トランプ大統領の奥さんも移民じゃないか。」と反論し、治療を受けながら次の上院議員選挙に出る意欲満々です。
彼女はハワイ州で絶大な人気があり、次の選挙でも圧勝するのが確実視されています。
今週新たに出会ったか、忘れてしまっていた単語
nonagenarian 90歳代
wail 泣き叫ぶ
cane 竹、サトウキビ等の茎
preface 序文、前書き(基本的な単語)
otolaryngology 耳鼻咽喉学(医学用語は長くて難しい)
snug 居心地のよい
nickelodeon 規模の小さい庶民的な映画館
hoodie パーカー
ream 多量
等々。来週も頑張っていきましょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます