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逆襲するさらりーまん

ーやっとこさ英検1級、通訳案内士試験合格。しかし英語の道は長い。基本的にやり直し英語+その時々に思うことなど。-

ブログを中断していた時の出来事

2024年12月29日 22時55分51秒 | その他
皆様、すっかりご無沙汰しておりました。
今年(2024年)の1月13日から1年近くブログを中断しており、失礼しました。その期間でもブログを訪問していただいた方には感謝しかありません。


実は今年の2月末に心不全となり、3月一杯は入院し、手術を受けており、4月~7月始めまで自宅療養、7月中旬からトレーニングによるリハビリと体力回復を図り、最近になって、日常生活にほぼ支障はなく、病気前の体力の8割ぐらいまで回復したため、色々な活動を再開しつつあります。


心不全と言っても症状は色々あります。心臓を動かす筋肉(心筋)に栄養を送る冠動脈は3本の支動脈に分かれますが、僕の場合はその3本とも完全閉塞ではないが、かなり詰まっている状態で、心筋に栄養が届かず、心筋の機能がかなり落ちている状況で、かつ重要な心臓弁膜の一つである僧帽弁の働きも弱っており、心臓内の血流が逆流を起こしている状態で、さらにポンプとしての心臓全体の機能も落ちていたため、胸に胸水が大量に溜まっている状態でした。


2月下旬に突然何の前触れもなく、寝ている状態で呼吸が困難になり(座った状態では少しはましだが)睡眠も取ることが出来ず、家の近くの東京 立川の大きな病院の救急外来へ行ったら、即入院。呼吸器をつけて安静にし、首の動脈から心臓に向けてカテーテルを挿入し、造影剤を流し込んで検査すると、冠動脈のほとんど詰まりかけた状態が分かりました。検査の結果、開胸による手術が必要との医師の所見でした。私には直接伝えられませんでしたが、見舞いに来た女房には、『ご主人はすぐ開胸手術をしないと命にかかわる。』と医師から伝えられていたそうです。

その立川の病院は循環器内科はあるが、心臓外科はないとのことでしたので、心臓外科手術では患者にあまり負担をかけないことで都内でも定評があり、アクセスも比較的よい杉並区浜田山にある、「ニューハート渡辺国際病院」に3月中旬にストレッチャーに乗せられて救急車で運ばれ、転院しました。(病人として救急車で運ばれるのは生まれて初めての経験でした。)


「ニューハート渡辺国際病院」は清潔で患者第一で、入院しても病室は清潔かつ機能的、不味い病院食などもおいしく食べれるよう上手く工夫されていて非常に良い病院です。立川の病院では開胸(胸骨を2つに分離する)による心臓外科手術が必要との所見でしたが、この病院では院長先生以下、命を救うことは第一義だが、患者に出来るだけ負担をかけず、出来るだけ短時間に社会復帰させることを主なコンセプトに置いています。

最初は、僕は開胸手術かと思いましたが、その後、カテーテルを手首の動脈から心臓の冠動脈に通し、血管の詰まりを取り除いて、詰まっていた血管にステント(チューブのようなもの)を挿入すれば、血流は回復するのではないかという可能性を考えていただき、冠動脈の3本の支脈に日にちを置いて3回にわたり手術(というより全身麻酔はかけないので軽い手術)を行い、運よく手術の経過が良かったので、早くも3月末には退院出来ました。

もし開胸していたら治りは術後の回復も遅く、また後々身体の動きにも支障が出る可能性がありますが、現在僕の身体には手首の動脈からにカテーテルを挿入したときに出来た傷が、あるかどうかわからないほど小さな1ミリ程度の傷を残すだけになり、本当に「ニューハート渡辺国際病院」のコンセプトと素晴らしい技術には感謝しています。

今でも50日に1回は通院し、服薬もしていますが、冒頭書きましたように、年の瀬の現在体力も8割ほどには回復しましたので、少しずつ色々なことを始めている状況です。来年はさらにもう少し活動の範囲を広げていけると思います。


死にそうな病気になって益々時間の大切さや周囲との交流の大切さも一層感じられるようになりました。


これからも宜しくお願いします。
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