東京地方は今週末は、昨日は秋雨前線の影響でほとんど一日中シトシト雨、今日は接近している台風21号の影響で、かなり激しい雨。今晩から明朝にかけてさらに雨、風とも強くなりそうです。昨日は外へ出かけましたが、今日は早めに選挙の投票を済ませたあと、天気が荒れているので、家に引きこもり状態です。明日の通勤時間に風雨が激しいと嫌だなあ、と思っています。(いずれにせよ、通勤時間帯に交通機関がストップすると、出勤を遅らせるしかないのですが。)
さて、今週の『TIME』10月23日号を受けとると、厚さが96ページもあったので、2週合併号と思ったのですが、実際はそうではなく、1週間分のようで、Next Generation Leader の特集でページ数が多いだけのようです。該当週の記事は一応その週のうちに読むことをゆるいノルマにしている僕にとって、パッと見大変だなあ、と思いましたが、ちょうど台風接近で天気が悪く、家に引き籠り状態の上、特集記事の Next Generation Leader もそんなに難しくなかったので、何とか読了しました。
今週の『TIME』10月23日号の記事は、特集記事の他に、アメリカ各州別の銃規制の法律の適用状況や、ハリウッドの大物プロデューサーの若手女優への出るわ出るわのセクハラ事件、スペイン カタルーニア地方の独立是非の住民投票をめぐる騒動、アメリカの大学のフラタニティ(fraternity:大学内の友愛団体。よく言えば社交クラブのようなもの)内で先輩からの一気飲みの強要やいじめ(死者が継続的に出ている)、カリフォルニアでの大規模な山火事、グーグルの音声認識ガジェットの開発風景等々、アメリカの話が中心とはいえ、中々読み応えがありました。
カバーストーリーは、特集記事の Next Generation Leader でその冒頭は、表紙の写真にもある ジョン・ボイエガ (John Boyega)の話でした。彼は『スターウォーズ ・フォースの覚醒』のフィン役で有名になりましたが、インタビュアーが、同じキャラクターの役を守り続けたいか(例えばハリソン・フォードのように)、それともその都度その都度で役を演じ分けきれる役者になりたいか尋ねたところ、その両方であらねばならない、と答えています。また、ナイジェリア人の両親のもと、イギリスの下町の South Londonで育ちましたが、フィン役をつかんだ時に、牧師の父から『これまでは教会の人たちに囲まれて育ってきたが、これからは考えの異なる人達と生活を共にすることになる。人から奇妙だと笑われることもあるかもしれないが、それでも、出来るだけ全ての人を愛するように。」と諭されたといいます。 ジョン・ボイエガもまた以前ほど露骨ではなくなったとはいえ、一部の人からは人種差別的な言葉を投げつけられたこともあるそうですが、父の言葉をいつも支えにしているようです。
今週出会った未知の単語か忘れてしまっていた単語
(今週はかなり沢山あるので、一部だけ。なお、ところどころにある( )内の解説は、『TIME』か、同等レベルの英文雑誌を読みこなす上での目安です。TOEICとはほどんど関係ありませんので、念のため。)
hobnob 親しく交際する
rave 夢中でしゃべる。(これは必須単語)
geriatric 老人学の(時々出てくる単語)
spanker 素晴らしいもの
aggravate さらに悪化させる(これも必須単語)
inertia 惰性、慣性
heretofore 以前は(一見高度な単語だが、3つの単語をつなぎ合わせただけ)
lycanthropy 狼狂(オオカミ男、のようなもの)
moron まぬけ
livid 鉛色の
politburo 政治局
loathing 大嫌い(これも必須単語)
fallible 誤りやすい(これは覚えておくべき単語)
jingoistic 対外強硬主義の(かなり高度な単語)
prowess あっぱれな腕前
trap 防水シート(案外知らない単語)
lollipop ぺろぺろキャンディ
Pariah 社会ののけ者
honcho 指導者、リーダー
pundit 賢者、専門家(これも必須単語)
smugness 得意満面、自己満足
rife 流行して、広まって(これも必須単語)
evildoer 悪人
binge 度を越した楽しみ
regale 大いに楽しませる
incremental ますます増加する(これも必須単語)
gust 突風
fruition 達成、成果
等々。台風が近づいていますが、無理をしない程度に来週も頑張っていきましょう。