今日、8月の最終日曜日恒例の通訳案内士試験を受けてきました。
場所は東京 お茶の水にある、日本大学 理工学部です。
例年のように受験者は若い人や帰国子女風の人は少なく、中高年が多いです。
昨日は久々に一日自由に使えたので、一夜漬けで 8 時間ぐらい勉強したのですが、その必要はありませんでした。というのは、日本的英語の地力を問う問題が多く、一日や一週間ほどの勉強では、どうにもならない問題ばかりだったからです。
日本的単語の英訳問題のうち、『 老眼鏡 』や『 すっぽん 』や『 酒粕 』や『 印籠 』などは英訳出来ませんでした。これらの知識は短期間ではつきません。
和文英訳や英文和訳はなんとかなりそうだったので、気を取り直して頑張ろうと思いましたが、隣に座っている 65 歳ぐらいのおじさんというかおじいさんが、書いたり消したり忙しく、消しゴムで消す時の振動がものすごく (固定式の机ではなく、移動式の机だったため)、おちおち記述しておれず、言い訳がましいですが、著しく集中力を欠いてしまい、適当に英訳、和訳してしまいました。
通訳案内士試験の英語は、総合的に見ると英検 1 級よりもやや易しいと感じましたが、日本的英語など、その道の試験対策を、仕事を持ちながらですと、 2 年ぐらいかけてやらないと合格は無理だと思いました。
英語の次の日本歴史と日本地理は昨年合格したので、今年は免除で、午前 12 時に英語が終了し、午後 4 時 20 分に一般常識の試験が始まるまで、4 時間 20 分も時間が空きました。
お茶の水駅近くのイタリアン・レストランでパスタを食べたあと、仕方がないので、ニコライ堂の近くにある、ニューヨーカー・カフェというカフェで 3 時間ほどハロー通訳アカデミーが出版した 『 マラソンセミナー 一般常識 』 を流し読みしました。しかし、実際の試験では、事前の勉強は全く関係ないほど、”一般常識的”でした。
例えば、『 2011年10月に開催された第 24 回東京国際映画祭において、最上位の賞にあたる “東京サクラグランプリ” に選ばれた作品 (名称は邦題)はどれか?』 ① デタッチメント ② キツツキと雨 ③ 最強のふたり ④ 転山 ⑤ ガザを飛ぶブタ
・・・・分かりません。日本アカデミー賞ならば押さえていたのですが。。
てな具合に、一般常識も半数近い問題があてずっぽうでした。
ほぼ来年も受けることが確定しましたが、来年は時間的にも日本的英語を身につける時間と根性がなく、英検 1 級合格者による英語 1 次試験免除で受けるつもりです。
今年一般常識が仮に合格していても、来年は英語は免除でも、日本歴史と日本地理も受けなければなりません。(免除期間は 1 年のみ。)
暑くて長い一日でした。
くやしかったので、帰りに本屋に寄って、『 TOEIC 公式問題集 VOL. 5 』 と 『 1日 1 分レッスン!千本ノック!』 の 2 と 3 を買いました。
9月19日に TOEIC IP があり、約 1 年ぶりの TOEIC なので、今日から勉強します。