craft WAKU 木ままな木工生活

ログハウスの地下工房で変形家具製作を楽しんでいます。

金井

2011年06月19日 22時56分31秒 | 鉋 金井

唐木の「パープルハート(Purpleheart)」が、何枚かあるので、 この木を使って台打ちしようと思っています。
ここは白樫で打ちたい所ですが、色々試して楽しんでみたいので、紫色の台を作ってみます。

机の上に運んできて、どれを使うか選定中です。

昨日は、刃の名前が恥ずかしくて言えませんでしたが、白状します。

刃の銘は「金井」です。

初代「初弘」のお弟子さんの「金井芳蔵」作とのことです。
「困ったときの金井」と言われることで有名と聞いています。
薄削りで困っているWAKUにはピッタリの鉋と思っています。(笑)

「さびとりつや之助」で、錆を落とした後、裏押ししました。

刃は、やや蛤(ハマグリ)のような刃になっていましたので、荒砥で修正です。
難儀だったのが、青丸部分の「欠け」です。

刃を直線に直してから、更に荒砥で研ぎを重ねて欠けを修正しました。
なんとか、仕上げ砥石で研いで、完了です。
ここまで、ほぼ半日間、掛かってしまいました。

こんな感じに仕上がりました。

パープルハートですが、かなり硬くて、木目が入り乱れて、加工が大変そうです。

これから、台打ちをして楽しみます。


鉋の刃を購入

2011年06月18日 14時23分31秒 | 鉋 金井

昨日、鉋の刃が届きました。

今まで、刃の表に刻印が入ったものは、持っていませんでした。
「42720」は、昭和42年7月20日のことらしいです。
もうすぐ、44歳の刃ですね。

古いといっても、実家の車よりは、若いです。
昭和40年登録のダットサン「Sunny」、45歳。

どちらも、僕より若いか・・・・・・・・ いかん、話が横道に逸れてしまいました。(笑)

 

本題に戻ります。
以前から欲しかった鉋(なぜか空箱だけは工房にあります)でしたが、最近、夢に出てくるようになり、睡眠を妨げるので(笑)、購入しました。
ホントは、新品に近いものが欲しかったけど、手が出ませんでした。

銘は・・・・・・分不相応なので、猫に小判、豚に真珠など言われてしまうので、今日は公表する勇気がありません。

見る人が見ると、分かってしまうのですけどね。(^_^;)

ということで、錆落としを買ってきました。

刃先が、欠けたり、蛤刃だったりしますので、荒砥の準備です。

いつもより多く、3挺ほど準備しました。

これから、刃を仕上げて、台打ちまで進めていきます。