プロヴァンス旅行3日目

2009年05月07日 | リュベロン/ボクリューズ旅行
3日目はヴェゾン・ラ・ロメーヌ (Vaison le Romaine) へ行きました。
ローマ遺跡で有名な町です。

遺跡は道を挟んで2地区に別れています。まず美術館がある方ピュイマン地区で入場券を買うと、美術館ともう一つのヴィラス地区を見学する事ができます。入場券は2日間有効です。

美術館でオーディオガイド(フランス語と英語など、日本語は残念ながらなし)を借りる事ができるので、先ず美術館から見学するのがベスト。


ヴィラス地区


ピュイマン地区


ローマ時代のキッチン


ローマ時代のトイレ ニーハオトイレだったんですね。


モザイクが残っていたり、商店街の跡があったり、当時の様子を想像しながら歩くのも面白いです。
商店では暖かい飲み物や食べ物が売られていたそうです。


ランチは町の一星レストランへ行きました。旦那のチョイスです。


ムーラン・ア・ユイル(Moulin a Huille)
様々なスパイスやハーブを使った料理をするシェフの店です。



旦那の前菜 鴨の薫製とフォアグラのテリーヌ、ブロッコリー添え
このブロッコリーが、一体何のハーブが入っているのか二人で考えても分からなかったのですが、驚きの美味しさでした。
もちろん何が入っているかはヒミツ(残念)


私の前菜。サーモンは好きではないのですがこれしか選び様が無かったので。
でも生臭くなくて美味しかったです。
添えてある野菜も歯ごたえがあったし。


旦那の前菜2
ロブスターのケーキ。ソースにエビの味が凝縮されていました。


旦那のメイン
子羊肉。これは味見出来ないのでパス。


私のメイン
ハト。初めて食べました。色んなパーツがあって、一つだけどこの部分だか分かりませんでしたが臭いがありました。
あとはOK


旦那のチーズ


コーヒーに付いて来るプチデザート。あまりに多くてびっくり。
そして何故かコーヒーを飲まない旦那の分も.........


この前にデザートがあったのですが、苺をシロップとハーブで漬けたものでした。


ここはどの皿も隠し味が利いていて、一体何が入っているんだろうと毎回不思議でした。
一つ星ですが、スタッフは奥さんらしきマダムと見習いさんだけで、あまり高級感はありません。
でも気さくで良かったです。

ただマダムは商売上手で料理の度にお勧めの地元のワインを勧めて来ます。
私は飲めませんが、旦那は白と赤を1杯ずつ飲みました。それとアペリティフに飲んだミックスフルーツジュースで、なんと1人分のコースメニューの値段に!

や、、、やられた。


午後は午前中見学しきれなかった部分と、ノートルダム・ド・ナザレ教会を見学。
教会は6、7世紀の創設で、一部にローマ遺跡の石が使用されています。



祭壇。下の部分はローマ時代の石組みをそのまま使っているそう。


回廊


回廊


外にも遺跡の一部が転がっていました。


本当は、丘の上の中世の町も見に行きたかったのですが、すっかり疲れてしまったので坂道を上がるのはムリと判断。
前の旅行ではこんな事無かったのですが、お腹が大きくなったからか、すぐ息が上がるし、足も疲れます。

次の町へ行く事にしました。