イースター旅行 3日目ラノララク1日ツアー(1)

2006年06月07日 | タヒチ生活
この日は、朝から夕方までの1日ツアー。長いので2回にわけます。

前日寝坊してツアーに参加出来なかった旦那の同僚に起こしてくれと頼まれたので、お隣のバンガローの窓を叩いて起こしてから、朝ご飯。
朝ご飯はビュッフェ形式で、パンにチーズ、ハム、そしてなぜかポリッジ、ケーキ、フルーツなどが並んでいました。
コーヒーも飲み放題(でも支払いの日に、実は有料だった事がわかりました)。
パパイヤのシーズンだったので、フレッシュパパイアジュースも飲み放題


ツアーは12人乗りのバン3台。
私たちのほかにも同じペンションに泊まっている人たちが参加しました。

まずはアフ・アカハンガへ。
アフとはモアイが乗っかっていた祭壇のことで、この祭壇の中は立ち入り禁止になっています。
ここのモアイはすべて倒されたままです。
且つては全てのモアイがこんな形で倒れていました。



頭だけ転がっているのもあります。



モアイの背中側に回るとすぐ海。高い波が立っています。大抵のモアイは海岸沿いに内陸に向いて立っています。
これは集落を見守っていたからだと言われています。



いつの間にかお土産屋さんがテーブルを出して土産物を並べていたので、鳥の形の木のネックレスを購入。
5ドル(アメリカンドル)。安っ!




車に乗って移動。
つぎは一番楽しみにしていたモアイを切り出した山ラノララク。
すべてのモアイはここで作られたと言われ、実際作りかけのモアイや作ったけど放置されちゃったモアイがゴロゴロしているのだそう(博物館の資料によると397体)

山を登り始めて(といっても緩やかな山ですが)すぐ座ったモアイを発見。
これはほかでは見られない珍しいタイプ。



モアイの横に人が映っています。モアイがいかに大きいか分かってもらえるとおもいます。



さらに進むと目下に、頭だけ出たモグラたたきの様なモアイが。



これ、埋めたのではなくて、時の流れとともにだんだんと土が積もって埋まったものだそう。
左下に、顔しか出てない苦しそうなモアイもいます(笑)

これは作りかけのモアイ。左側が頭です。


岩をそのままモアイの形に削って作っていたのが分かります。
作りかけのモアイはほかにもあって、いったいなぜ作るのを止めてしまったのか不思議です。それと折角作ったのに、その辺に放置されてしまったモアイも。
運ぶのが面倒になったのか、失敗作だったのか、謎は深まるばかりです。



これはモアイ作りの道具。こんなのであの巨大なモアイを掘出すのだから凄いものです。


つんのめったモアイもいます。


この斜めのは、どこかで見覚えありませんか?


離れてみるとこんな感じ。

さらに進んで、山をちょっと上ると火口湖が広がっていました。そしてここにもモアイが.......



湖を過ぎると強烈な色の山肌が見えてきました。
この土はかつてボディペイントに使われていました。




ここでツアー前半は終わり。
バスに乗って、ランチを食べに公園の様なところへ行きました。
ここにもお土産屋さんが並んでいましたが、こちらはちょっとぼったくりっぽい雰囲気が。

まず値段が書いていないんですよ。相手をみて相場がかわる様です。
ちょっとした木皿も値段を聞くと200ドル(アメリカンドル)。一気に興味をなくすと『いくらなら良い?』と聞いてきます。
ますます怪しい!
結局ここでは何も買いませんでした。

ちなみにイースターの通過はチリペソですが、アメリカンドルで買い物が出来ます。ややこしいのは、チリペソも$と表記されていること。
さらにややこしいのは、ドルで払うとペソでおつりが来る事。
私は歩く計算機が側にいるから良いけど、これは本当に分かりづらい


私たちがランチを取ったテーブルの横には、バーベキューの施設が建っていて、そちらには日本人観光客が何人かいました。
ツアーを主催したブリッジ協会の会長さんの話だと、日本人が参加するのはホテルなどが主催の高価なツアーで、ランチもバーベキューにビールやピスコとゴージャス。

『ごめんね。安ツアーだから勘弁してね』と会長さん。
でも私たちの方も、オレンジジュースに水だけど十分おいしかったです。最後にクッキーとコーヒーも出たし(笑)

ツアーはこのあとも続きます。