30日の金曜日は、
お仕事を早めにあがり、日本橋に行きました。
コレド日本橋で、友人と待ち合わせ、
ランチをして、、仏像に会いにいきます!
ここが、ご存知、お江戸日本橋~
徳川家康が、江戸に幕府を開いたときに
はじめて日本橋川に橋が架けられました。
幕府は、五街道の起点を、この日本橋としました。
日本の道路の元標もあり、
日本道路網の起点となっていますね。
川と言っても、高速道路が上を覆っていて
情緒も、なにもないです。
それでも、青銅の照明塔は、見事です。
麒麟と、獅子が鎮座し、東京を守っています。
日本橋三越の
ライオン像を横目で観ながら
重厚なこの建物は、三井本館です。
昭和初期に建てられた、洋風建築で、重要文化財になっています。
堂々としていて、圧倒されます。
やはり、歴史ある建物は、美しいですね。
建物好きな私には、たまりません
この中に、銀行が入っているので
時間があれば、お客様のふりをして、
潜り込みたかったのですが、時間がなく、断念。。。
今日の目的は、
三井記念美術館で開催されている
平城遷都1300年記念
奈良の古寺と仏像展
日経新聞で、招待券を頂きました。
平城遷都1300年を記念して、
法隆寺、東大寺、薬師寺、唐招提寺、興福寺など古寺20寺院に伝わる
飛鳥時代から室町時代の国宝、重要文化財などが
一堂に展示されています。
ほんの一部を紹介しましょう。
国宝 観音菩薩像(夢違観音)
奈良時代 法隆寺。
悪い夢をよい夢に変えてくださる、ありがたい観音さま。
重要文化財 如来形立像
奈良末~平安初期 唐招提寺
一部が破損していますが、姿がとても美しい。
重要文化財 五劫思惟阿弥陀如来坐像
鎌倉時代 東大寺
思わずクスッとしてしまいます。
頭のインパクトは最高ですね。
この頭のブツブツは、螺髪(らほつ)と言って、
髪の毛を巻貝のようになっていて、すべて、右巻きなんです。
今までは、なにげなくみていた仏像ですが、
如来像、菩薩像、明王像など、いろいろな種類があり
それぞれ意味があります。
手の組み方も、よく見ると、親指と、人差指で丸を作っていたり
手のひらも、上向き、下向きといろいろ有ります。
印契、印相といい、手の形で意思を表しています。
仏像をこんなにしっかりと観たのは初めてでしたが
お顔の優しさ、怖さ、指のしなやかさ、凛とした立ち姿にうっとり~
仏像のまとっている衣が、木や青銅で作られているとは思えないほど
ドレープや、柄が美しく魅了されます。
12月は、奈良旅行の予定なので、しっかりと仏像の予習ができました。
皆様も、
たまには、仏像なんかいかがですか~
癒されること、間違いなしです