久しぶりに友人から本を借りて読みました。
最近読書の時間もなくて、寝る前に読むとほとんど数ページしか進まず
夢の中なので、随分長いことかかりやっと読み終えました。
「病気にならない生き方」 新谷弘実
35年前、世界で初めて大腸内視鏡でポリープを切除することに
成功し、胃腸内視鏡外科医としてアメリカ、日本の医療現場で
30万例以上の胃腸もみてきた新谷医師が書かれた本です。
現代社会はお酒やタバコといった嗜好品、食品添加物、農薬、
薬やストレス、環境汚染、電磁波など体にとって危険なものばかりです。
そんな中で、どのようにしていけば病気にならず太く長く生きられるか。
常識では体にいいとされていることが、本当は危ないらしい。
ヨーグルトを食べている人に、いい腸相の人はいない。
市販の牛乳は錆びた脂でよくない。
牛乳を飲みすぎると、骨祖鬆症になる。
肉を食べてもスタミナはつかない。
胃薬を飲めば飲むほど胃は悪くなる。
など…興味深い記事がいろいろ書かれています。
最近ニュースでも流れたトランス脂肪酸についても書かれています。
トランス脂肪酸は溶剤抽出法で、原材料にヘキサンという
化学溶剤を入れて作られた油で、
変質もしないが、自然界には存在しない油である。
コレステロールを増やし、ガン、高血圧、心臓疾患を招く。
マーガリン、ショートニングに多く含まれています。
ハンバーガーで有名なチェーン店も、フライドポテトの油に使われていたが
今後使わない方向になったようです。
あとそうだなと思ったのは、
人間よりも高い体温の動物の肉は血を汚す。
牛や豚、鳥は体温が38.5℃~41.5℃位。
それより体温の低い人間の体に入ると、この脂が固まってしまい
血液をどろどろにしてしまいます。
それに比べて魚は体温が低いので、体温の高い人間の体に入ると
逆にさらさらになって悪玉コレステロールを下げるそうです。
この手の健康本は、果たしてどれが正しいのかは、よくわかりませんが
体にいい生活を意識していくには、たまにはこんな本を読むといいですね。
自然の摂理に則した生活をする。
よい食事、よい生活習慣、モチベーション、ハッピネスが
健康に生きるために必要なそうです。
先日新聞の記事に、食品添加物について書かれていて
日本の食品には、信じられない位の添加物が含まれているそうです。
色をキレイにみせる、腐らない、でも体には危険なものばかり。
それでも、安ければいいと消費者は買ってしまうので
食品メーカーは添加物を減らさないそうです。
消費者が不買運動をするくらいでなければ、変わらないだろうとのことです。
飽食の時代だからこそ、
よい食事、安全な食べ物を考えてもいい時期なのでないかと思いました。