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小さなしあわせさがして…

八田家御朱印屋敷

2020年11月17日 | 中部・甲信越

石和温泉の旅行記に戻って、

2日目もお天気です。

お宿に荷物を預けて、歩いて八田家御朱印屋敷へ。

八田家御朱印屋敷は、

石和の歴史と風土をモチーフにした八田公園に隣接をしています。

この立派な表門は、1661年に石和代官所創設に際に

石和陣屋表門として建立されたものを

1874年に八田家の表門として移築されたものです。

門から見る景色は、額縁の中の絵のように美しい。

八田家書院は、武田家家臣の八田氏の屋敷に残る

徳川家康より拝領した用材によって再構築した茅葺き入母屋造りの書院。

堂々たる茅葺の屋根を見上げれば、八田家の家紋が見受けられます。

 八田家は戦国期には蔵前衆として武田氏に仕えました。

家屋敷は天正10年に織田軍の兵火を受けて焼失しました。

武田家滅亡後に徳川家へと仕え家康から庇護を受けて

3400坪の御朱印地になりました。

書院の間取りは西に奥の間・中央に中の間・

東に三の間と、および玄関から構成されています。

御朱印といっても、寺や神社で頂く御朱印ではありません。

戦国時代から江戸時代初期にかけて、武将が政務や軍事などの

命令や許可を証するために文書に用いた朱肉印のこと。

朱印状によって所有の保証された土地ということです。

古文書も残っていて、中を拝見することもできます。

屋敷で働いていた者や馬など動物の名前や

今でいうニックネームのようなものも書かれていて、楽しめます。

縁側の戸には、虎が描かれ

裏側には梅の絵が描かれています。

狩野派のものと思われていますが、これはレプリカです。

四季の花々が美しく、初夏は花菖蒲や蓮、

そして秋には菊や紅葉が楽しめます。

座敷からは、季節の表情を伺うことができます。

学芸員の方から、詳しい説明を受けながらの見学は楽しかったです。

次回は信玄餅パークと、お土産です。

 

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おもてなし最高!糸柳別館 離れの邸 和穣苑

2020年11月07日 | 中部・甲信越

ハーブ園の散策の後は、タクシーで石和温泉へ。

今宵のお宿は、「糸柳別館 離れの邸 和穣苑」です。

全12室の上質なお宿で、趣の異なった客室になっています。

こちらが今回宿泊した和室10畳にローベットルームがある「桃源」。

廊下で繋がる二間続きのゆったりした客室には、

畳みも廊下も床暖房が完備されていて足元からホカホカです。

客室には、広いウッドデッキに露天風呂があり

4人で入浴してもゆったり足をのばせます。

この温泉は、天然温泉に石和活性石(ヘルストーン)を

使った珍しいお湯なんです。

活性石は奇蹟の薬石として知られ、

絶えず弱アルカリミネラル泉として、生まれ変わり

さらに麦飯石の混入により、70種に及ぶ元素が浴槽内に溢れています。

露天風呂の入り口には、このような脱衣場があって

タオルやバスローブが用意されています。

さらに客室には、コーヒーマシーンもあって

いつでも美味しいコーヒーが飲めます。

凄いなと思ったのは、洗面所にはコンタクトレンズの保存液に

ケース、胃腸薬も置かれています。

冷蔵庫のビールや飲料水も無料で飲めます。

広い廊下から、さらにウッドデッキに出ることもできて、

広いお庭が見渡せます。

館内の移動には、こんな可愛い下駄を履いて行きます。

鼻緒がそれぞれ違うので、間違えることはないですね。

そんな心遣いがあちこちに感じられます。

せっかくなので、大浴場にも入りました。

客室に露天風呂がある部屋がほとんどなので、

他のお客様には、合いません。

露天風呂も広々しています。

古い角質を落とすクレンジング効果のある美人・美肌の湯で、

驚くほどツルツルすべすべになるんです。

湯上りには、ロビーで無料のビールも。

温泉でまったりしたら、夕食タイム。

旬の食材を使った、和食です。

秋らしい盛り付けです。

ちょっと顔の怖い山女魚。

秋らしくキノコ鍋や、甲州牛の陶板焼き。

写真を撮り忘れましたが、鯛ご飯。

美味しいのに、お腹がいっぱい!鯛ご飯は少ししか食べられなかった。

食事の〆のデザートは、なんとシャインマスカット狩り!?

木に下がっているシャインマスカットを

ハサミで切り落として食べます。

ちょっとだけ、ブドウ狩りの気分になれました。

お喋りは尽きなく、寝る前に露天風呂に入浴して

ホカホカでぐっすり寝ました。

お魚にお肉などバランスのよい朝ご飯。

お造りも、甲州牛のすき焼き風も美味しかったです。

デザートは、ヨーグルトとコーヒー。

どれも美味しく頂いて、チェックアウト。

和穣苑のおもてなしに大満足でした。

八田御朱印屋敷に続きます。

 

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無料で楽しめるハーブ庭園旅日記

2020年11月03日 | 中部・甲信越

ほうとうで満腹な私たちは、「ハーブ庭園旅日記」まで歩くことにしました。

なんとここは、入場料が無料なんです。

ハロウィンが近かったので、可愛い撮影スポットもありました。

中庭には噴水も。

人も疎らです。

お腹がいっぱいといいながら、別腹はこれ!

ラベンダーとバニラのミックスソフトを食べました。

心地よい陽気で、庭園を眺めながらのソフトクリームは、

より美味しく感じました。

食べたら歩くの旅なので、庭園内を散策します。

園内には、少し遅かったですがコスモスも咲き

コキアも見頃になっていました。

すすきも、秋の風になびいています。

バラ園もあって、秋バラが咲いていました。

マスクを少し外してみると、いい香り。

これだけいい庭園を無料で解放なんて

なんて太っ腹なんでしょうか。

スタッフの方々も荷物を無料で預かってくれたり

写真のシャッターを押してくれたりと親切でした。

そろそろチェックインの時間に近づいてきたので

タクシーで石和温泉のお宿へと向かいます。

とても素敵なお宿は次回へと続きます。

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GoToトラベルで山梨へ

2020年10月30日 | 中部・甲信越

秋も日増しに深まってきて、夕暮れも早くなりました。

27日から1泊で、友人と4人で山梨の旅に行ってきました。

コロナ禍で、宮古島、滋賀の旅をキャンセルをし

2月以来の旅行です。

コロナ禍なので、静かな山梨旅にしました。

お宿も普段お泊りできない12部屋しかない高級旅館で、

部屋に露天風呂があったりと人にあまり接触しない旅にしました。

特急列車も空いているということで、当日チケットを買いました。

初めて乗る特急「かいじ」は、車両はとても綺麗だし、がらがらでした。

先ずは勝沼ブドウ郷で下車。

タクシーに乗って、ほうとうの名店(皆吉みなき)へ。

皆吉(みなき)は、文化庁の登録有形文化財に指定されている

築130年の欅造りの古民家です。

木々も美しく、紅葉も始まっていました。

開店は11時半からですが11時から受け付けが始まり

立派なお庭をみたり、こんな感じに縁側で座ったりして開店を待ちます。

ほうとうは注文をしてから、出来上がりまで30分ほどかかるので

受付の時に注文もします。

暖簾をくぐると、

土間の席と畳の席があります。

お店というよりも、懐かしい田舎の家に来たようです。

5種類あるほうとうから、「鶏肉ほうとう」チョイス。

汁に使う味噌は、北海道や秋田産の大豆を昔ながらの手法で

麦麹を使い、2年余り熟成した自家製味噌。

利尻昆布やさば、いわし、あご出汁を使い、

化学調味料は使っていません。

それなので、美味しいほうとうになるんですね。

南瓜も美味しかった!

これはうどんのおざるです。

具の入った汁に浸けて食べます。

すっかりお腹もいっぱいになったのですが、

シャンマスカット狩りをまだやっているブドウ園に行きましたが

さすがに2500円以上食べる自信がなかったので、

夜のおやつに少しだけ買いました。

シャインマスカットって、上手に冷蔵すれば

1月辺りまで持つそうです。

さらに歩いて、「ハーブ庭園旅日記 勝沼庭園」へ。

続く…

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