▼「国防と防災」。どちらも国民の生命・身体・財産を守るという点では、国が責任をもって行う仕事だ。だが、多額の予算がかかるものには「優先順位」というものがある。
▼予算を握っている者は、どちらを優先したら体制運営ににプラスになるかを第一に考えるだろう。だから一般に考える「費用対効果」という範疇ではない。「ゾウさんも好き。キリンさんも好き」という、子供の選択に似ているのではないかと思う。
▼「国防ももちろんだ。防災ももちろんだ。」という話だと思うが、使い方が国民に密着しているかしていないかの差のような気がする。
▼距離感の問題かもしれない。効果がいつなのか分からない国防と、緊急を要する防災のお金の使い方の差のようだ。なんで判断もつかないことを考えたかというと、朝刊(20日)の一面に、今回の胆振東部地震の被害額が【1千億円越す】と出たからだ。
▼イージス・アショアやステレス型戦闘機の購入に【1兆億円近いかも!】(ちょっぴりオーバーな数字だと思うけど、米国の赤字削減のために、言い値で買わされているようだから相当な金額らしい)と大きく一面で報道しないかと。
▼どんな比較で、国防と防災を考えていいのかわからないけど、新聞報道の在り方というか、アベ政権の税金の使い方にちょっぴり違和感を感じたので、ブログにしてみただけです。
▼寒さも日増しに身に染みて来る秋の朝に一句です。
「戦争は知らない世代にやってくる」・・・三等下
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