函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

大英帝国の日本侵略か!

2021年04月08日 11時03分18秒 | えいこう語る
▼EUから離脱した英国の動きが気になる。様々な利権を調整しながら、平和や経済の安定を保とうと理想を掲げたヨーロッパ連合なのに、なぜ英国が抜けたのだろうか。

▼そこにどんな英国の世界戦略が隠されているのか、興味が引かれるところだ。かつて世界狭しと活躍した、大英帝国の【新植民地主義復活】なのだろうか。

▼中国やロシアの国家主権強化の動きを見ても、世界は第二次世界大戦前に戻ろうとしているのではないか。米国ばかりではなく、世界が「自国ファースト」になろうとしているからだ。

▼我が国だって「憲法改正」を目指している。その内容は分析すれば【大日本帝国】に回帰するのではないかと、疑われる内容だからだ。

▼今朝の新聞も、英国が日本を植民地化しそうな記事が目立つ。北海道のニセコ周辺は、世界有数のリゾート地を目指し、様々な海外資本が投入されている。

▼倶知安町に英ホテルチェーンのIHGホテルズ&リゾーツが、最上級ブランドホテルを建設しようとしている。

▼ということは、IR法(カジノ場)が北海道に建設されるのを見越しているのだろうか。そう言えば、千歳空港も世界のハブ空港化を目指し、整備しようとしているからだ。

▼さらに「東芝」が、英CVCキャピタル・パートナーズという、大手投資ファンドから買収の提案が行われている。

▼米原発機器大手WH「ウエスチングハウス)が東芝が買収したことの失敗で、東芝の経営も地に落ちている。この動きの陰には、日米安保条約での、米政府と経産省の陰謀?を感じる。

▼経営悪化で、東芝は大株主への対応に追われている。英CVCに買収されると、株式を非公開にできるという。不都合なことを隠せるということらしい。

▼さらに現東芝の車谷CEOは、元三井住友銀行副頭取で、CVCの日本法人会長をしていたという。東芝の社外取締役の藤森も、CVC日本法人の最高顧問だという。

▼こうなれば、経産省が仕切る原子力政策の「秘密」?を、暴露させないための、陰謀が蠢いているような“妄想”に駆られる。

▼さらに驚いたのは、英国が核爆弾増強を表明したことだ。保有目標数180発を260発に引き上げるという。

▼これもEU離脱後の世界戦略の一つだという。インド太平洋地域が世界の政治・経済に重要だとして、中国の海洋進出を牽制するため、この地域に空母を派遣する。そこで核保有数を増やすという。

▼それも驚くが世界の核爆弾保有数は、一万3千発以上あると言われる。その9割は米ロが持つという。英国がそうであれば、中国も当然核開発を行うだろう。

▼さて、我が国のポジションはと言えば、日米安保強化で、尖閣列島問題で軍備増強を行っている。沖縄県辺野古基地の新設や、宮崎基地のステレス型戦闘機の配備などをみれば、中国は敵は日本と見ているに違いない。

▼我が国も南を重視しているが、北の北海道は大丈夫だろうか。先ほどのニセコ周辺は、中国や東南アジア諸国の富裕層に土地が割譲(買収)している。

▼なんだか昔の中国のように、世界各国に領土をとられているような感じになってきた。そこにロシアの南下政策が動き出したら、北方4島もロシア領土と化してしまうだろう。

▼ふと私たちが子供時代楽しんだ、NHKテレビ「ひょっこりひょうたん島」という番組を思い出した。

▼井上ひさしさんの脚本だが、実は波間を漂うひょうたん島の住民たちは、噴火で死んだ亡霊たちだったということを、大人になってから知った。

▼大地震や戦争の脅威にさらされる我が日本。もしかして「ひょうたん島」とは、日本のことではないかと、ふと考えさせられてしまう。

▼かつては「黄金の国」と言われたが、もしかして近未来に【亡霊の国】になってしまうのではないかと心配する。

▼EU離脱とコロナ戦争勃発で、大英帝国は再び世界進出を決めた。世界の大国は再び植民地政策に動き出したのではないだろうか。

▼コロナウイルスの拡大は【日本列島最強軍事基地構想】で【憲法改正】が起きるというのが、私の“大妄想”なのだ。

▼親分の米国の軍事力が落ちてきて、日本の役割が前面に出てくれば、私の妄想もそう的外れではないような気がする。

▼こんな時思い出すのは、ポール・ヴァレリーの詩だ。【湖に浮かべたボートをこぐように、人は後ろ向きに未来に入っていく。目に映るのは過去の風景ばかり。明日の景色は誰も知らない】。

   ボートをこがず岸辺を歩く
              三等下

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