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地元福岡~イタリア留学からワーキングビザ取得しての海外生活を写真で綴るつれづれ日記

リベンジ☆小包受取の旅

2009-12-14 18:53:30 | ★イタリア留学日記
日本から送ってもらった小包を
集配所まで取りに行った。
前回、行った時には
場所が分からなくてたどり着けなかった。
今回はグーグルマップでしっかり調べて
地図もプリントアウトした。
バスの路線も再確認した。
人に聞くと知らなくても適当答えてくれるので
今度は己を信じるのみ、いざリベンジ!

気合い十分でも、一つ困った事がある。
それはギブスをしていること。
荷物の大きさいかんでは持って帰る事ができないかも。
そこで友達に頼んでついてきてもらった。



駅前のマックで待ち合わせ。
待ってる間に朝ご飯。
イタリアのマックにはBAR方式のカフェが隣接されている。
そこのブリオッシュ(クロワッサン)まあまあいけるかな。

やってきた友達と一緒に駅前からバスに乗り込む。
バスはゆらりゆらりとフィレンツェを出て郊外の町へと進む。
世界遺産のため建物の規制が多い古都フィレンツェを抜けると
近代的な建物が立ち並ぶ町になる。
そしてその町も抜けると、なんにもなくなり
野っぱらのその向こうには山が見えてきたころ
バスは終着した。



バスを降りて、野っぱらを吹き抜ける豪風の冷たさに
変な悲鳴を上げて、一瞬で全身が凍りついた。
ぐわぁぁぁさみぃぃぃ~!!!
ふと見ると遠くの山に雪が。。
風よけになるものなどない吹きっさらしの道を
全速力で駆け抜けた。
だってこの寒さに勝つためには
走ってあったまるしかない。
私の奇行に友達も苦笑いしながらも
一緒に走ってくれた。

15分ほど走ると倉庫街になった。
そこで迷子になる事ひととき
ようやく、調べた地図とは違うところに
郵便物集配所の事務所を発見。
中に入り、受取のシステムが良くわからないから
どぎまぎしながら半券を見せたら
あっさり荷物を受け取れた。
ああ、良かった~~

この荷物を受け取る為にどれだけ苦労をしたことか。
まずは関税にひっかかり配達されず
確認書類が送られて来て
その書類に記入をしてFAXし、
ようやく配達されたかと思えば
受け取れず集配所へ取りに行かなければならず
その集配所の場所が良くわからずに
何度も行って探した。
ここまですれば遠くはるばる日本から送られて来たこの荷物が
愛おしくってたまらない。

そんなには重くなかったけど
友達に荷物を持ってもらって
またバスに揺られてフィレンツェに戻った。

 

戻った頃にはすっかり体は冷えきって
なにかあったまるものを食べようとなった。
あったまるものといえば鍋とかスープとかがいいけど
イタリアンでそれに相当する物を思いつかなかった。
で、困った時のチャイナ頼み、北京飯店に行った。

とにかく体を温めたくて、酸辣湯と
最近パスタばかりだったから
野菜が食べたくてほうれん草の炒め物にした。
料理のレベルとしては外国だしそうでもないけど
でもやっぱりありがたい中国4千年の英知
体の中から温まったのでした。

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