カメラといっしょ★

地元福岡~イタリア留学からワーキングビザ取得しての海外生活を写真で綴るつれづれ日記

Ristorante Albergaccio di Castellina in Chanti

2011-08-02 22:58:52 | └☆イタリアぶらり旅
郊外のレストランで働く友達で、"nostro shef(私たちのシェフ)"を訊ねて
カステリーナ・イン・キャンティへみんなで出かけた。

ぶどう畑の丘の上にちょこんとある小さな町。
 
 
小さな集落をぬけ、さらに丘を上るとそのレストランはある。
 
「Ristorante Albergaccio」
丘の上の一軒家のレストラン。

ちょっと早めに着いたので、レストランの庭の木陰で休憩。
 
この景色!
   
なだらかな丘をそっとなぞるように風が吹く。
はぁぁぁ~きもちいい~。。。
私がそうしようと思うより先に、体が深呼吸している。
おいしい空気を吸ったらお腹がすいてきた。。
早く開かないかなぁ、レストラン。

待ちかねてちょっとフライング気味に一番で乗り込む。
外に設けられた気持ちいい席。
テーブルの設えもとってもかわいい。
この青空、この風、この空気だもの、やっぱり外の席がいいよね。
  
ちなみに中の席もいい雰囲気。
 
突出しのコッコリ(ピザ生地を揚げたもの)
もっちりした食感と程よい塩気がおいしい~~。
 
食前酒にシャンパンのサービスもあって、んん~幸せ☆
このこまかくほそく上がる小さなシュワシュワが大好き。
青空に冷えたシャンパンはよく似合う。
 
味見にとpapa al pomodoroが出てきた。
パッパアルポポドーロはトスカーナの郷土料理。
ここのはとっても上品な味付け。
 
さて、本題のお料理。
ちょっとづつ頼んでみんなでシェアしていただくことに。
 
前菜の盛り合せ。
この美しい盛りつけ。まるで絵みたい。
左から玉ねぎのマリネ、仔牛のタルタル、パプリカの詰め物、ズッキーニの花
どれもすっごくおいしい☆
 
そしてこの土地のハムの盛り合せ。
やっぱりキャンティはハム、サラミがおいしいね。
ワインにぴったり合ってすすんじゃいます。
 
バジルのラビオリ。
ラビオリの皮にバジルを練り込んでフレッシュチーズを包んだ
とっても軽くておいしい一皿。
 
そしてこれはお肉料理の盛り合せ。
どれも柔らかくよく仕上がっている。

私たち的にはすごく控えめに頼んだつもりだったのに、
(ほんとはメインをもう一皿頼むつもりだった)
すっごくお腹いっぱいに。
でもドルチェ食べるでしょ、と聞かれ
身を乗り出して、もちろん!と答える。
 
そしてやってきたドルチェは
なんと、私の誕生日ケーキだった!!
わ~ん、みんなありがとう☆
ノストロ・シェフの特製もものタルト。
これでもかってくらいたっぷりのった旬の桃の下には
なんとまたこれでもかってくらいに桃を使ったムース。
それでいて少しも甘すぎず、重すぎず、
その甘い香りも、みずみずしい甘さも全て桃が自然に持つおいしさ。
これ最高!!ああ、なんておいしいの~☆
どんな立派なケーキ屋さんだってこんなおいしいのはないと思う。
おいしさのあまり、思わずおかわり、
あんなにお腹いっぱいだぁって言ってたのにね。
 
おいしい料理とすてきな景色にすっかりとろけて
幸せいっぱいの午後なのでした。


<ランチをしたレストラン>
■Ristorante Albergaccio di Castellina
Via Fiorentina, 63, Castellina in Chianti
Tel. 0577 741042
http://www.albergacciocast.com/

<カステッリーナ・イン・キャンティへの行き方>
国鉄シエナ駅前からsienamobilita社の「castellina in chanti」行きのバスで約45分(€2.55、2011年8月現在)
■sienamobilita社HP:http://www.sienamobilita.it/